14歳から考えたい暴力
発売日:2025年4月
- ページ数
- 262p
- ISBN
- 978-4-7991-1308-0
- 著者情報
- ドワイヤー,フィリップ(ドワイヤー,フィリップ)(Dwyer,Philip)
オーストラリアのニューカッスル大学歴史学部教授、同大「暴力研究センター」創設ディレクターのち所長。ナポレオンの伝記(3巻本)など、フランスの革命期および第一帝政期について幅広く執筆している。現在、暴力の世界史と偶像破壊運動(イコノクラズム)史の執筆に取り組んでいる
荻野 哲矢(オギノ テツヤ)
1978年生まれ。翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了
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商品説明
「暴力は絶対反対!」「だったら、どうする?」反対するためにも考えたい《暴力》のこと。「問題は、目に見える〈暴力〉だけではない」「あまりにも、ありふれて〈ある〉ことに、あらためて気づかされる」それぞれの時代や社会によって、とらえ方までも変わる〈暴力〉。その多様で複雑な側面を理解するための一冊。
ヒトの攻撃性は、はたして〈生まれつき〉か、それとも育った環境で〈獲得されるもの〉か――。
一対一の決闘では、相手にはそれ相応のケガを負わせ、逆に自分の損傷は小さくしたいと
だれもが考えるが、人類のこぶし(手)と顔はまさにそうなるよう進化したという説もあるとか。
〈暴力〉は人類が太古からもっている特徴のひとつで、時代や地域をとわず存在してきたが、
あらゆる集団や個人が一様に暴力的ということはなく、各時代・各地域によって〈差〉がある。
また一般的に、時代をさかのぼるほど暴力的だったと、とりわけ欧米では考えられているが、
近・現代史をたどることで本書は、かならずしも暴力が減少しているとはいえないと主張する。
対人暴力やジェンダー暴力、集団的暴力や宗教的暴力、過去から現代の暴力まで、
多様な暴力に光をあて、それこそ暴力について多様な考え方があることを知る一冊。
目次
第1章 暴力、 その過去と現在 (定義の問題/昔はどれくらい暴力的だった? ほか)
第2章 親密関係間暴力とジェンダー暴力 (家庭内暴力/戦時下の性的暴行 ほか)
第3章 対人暴力 (殺人/例外の米国/世界のほかの地域について ほか)
第4章 聖なるものと世俗的なもの (死刑と暴力のスペクタクル/宗教と暴力 ほか)
第5章 集団的・共同体的暴力 (群集心理/集団的暴力における人種と宗教 ほか)
第6章 暴力と国家 (ジェノサイド/無差別爆撃/テロリズム ほか)
第7章 暴力の性質の変化 (表面化しにくくなった暴力/スローバイオレンス ほか)
参考文献/さらに読みたい読者に/索引
商品詳細
- 出版社名
- すばる舎
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 中学生 高校生 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:VIOLENCE
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