映像文化論の教科書 運動としての映画、映像としてのスポーツ
発売日:2025年1月
- ページ数
- 229p
- ISBN
- 978-4-7872-7472-4
- 著者情報
- 鬼丸 正明(オニマル マサアキ)
1956年、鹿児島県生まれ。一橋大学大学院博士課程単位取得退学。一橋大学、武蔵野美術大学で非常勤講師を長く務める。専攻はスポーツ社会学、映像文化論。特に批判的スポーツ理論、スポーツ映像論、公共圏論の研究に力を注いだ。2022年11月20日に逝去
坂上 康博(サカウエ ヤスヒロ)
1959年、大阪府生まれ。一橋大学大学院博士課程単位取得退学。一橋大学名誉教授、放送大学客員教授。専攻はスポーツ史、スポーツ社会学、社会史
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商品説明
映画作品を例示しながら映像技術や歴史、分析する視点をレクチャーする。そして、映像とスポーツの関係性に着目して、身体や運動をスペクタクルなどの視点から読み解く面白さを講義する。映像の可能性や人々を熱狂させるスポーツの魅力をも提示する映像文化の入門書。
世界で最も多くの視聴者がリアルタイムで見ている映像は、スポーツ、とりわけテレビや配信によるスポーツ中継である。スポーツ映像はなぜ人々をここまで引き付けるのか。この問題は、映像文化のもつ魅力やパワーを考えるうえで一つの重要な鍵になる。
そもそもスポーツと映像はどのような関係にあるのか。両者を「運動」という共通項でつなぎ合わせる。そして、人々を魅了し、興奮させてきた映像の「運動」をとらえるために、フレームや移動撮影、編集、音響効果などの映像技術の基本を、数多くの映画を参照しながらレクチャーする。また、この視点から映画史を見直し、スペクタクル(アトラクション)に位置づけられる諸ジャンルに光を当てるとともに、スポーツ映像を映像文化として読み解く面白さを講義する。
具体的な映画作品を例示しながら、映像技術や歴史、分析する視点を紹介して、スポーツと映像の未来や人々を熱狂させる魅力の内実を提示する入門書。
目次
講義1 運動としての映像
1 スポーツ映像を映像としてとらえる
2 映像を運動としてとらえ直す
3 二重の視角
4 メディアテクスト論
5 講義の概要
講義2 フレーム論――クローズアップとは何か
1 フレームの条件
2 クローズアップの効果
3 スポーツ映像とクローズアップ
講義3 移動撮影論
1 映像における〈運動〉とは
2 移動撮影の種類
3 移動撮影が生み出す効果
4 移動撮影とスポーツ映像
講義4 編集論
1 映画的思考の基礎としての編集
2 編集の基礎知識
3 「追っかけchase」から編集へ
4 スポーツ映像と編集
講義5 特殊効果論――再生・スローモーション映像とは何か
1 特殊効果の分類
2 瞬間の美学――スローモーション
3 再生映像――スペクタクルの映像
講義6 音響効果論
1 トーキー映画の発生
2 映画での音
3 音の効果
4 ナレーションの効果とスポーツ中継の音
講義7 スラップスティック論――走る身体
1 フランス喜劇の世界制覇
2 スラップスティック(Slapstick、ドタバタ喜劇)の発生と完成
3 スラップスティックの衰退
講義8 ミュージカル映画論――踊る身体
1 ミュージカル映画の生成期
2 バズビー・バークレー
3 フレッド・アステア
4 ミュージカル映画の黄金時代とアーサー・フリード
5 ミュージカル映画が示唆するもの
講義9 活劇論――戦う身体
1 ハリウッドの活劇(Action Drama)
2 日本のチャンバラ映画
3 チャンバラ映画とスポーツ
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 青弓社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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