私たちは何を捨てているのか 食品ロス、コロナ、気候変動
発売日:2025年3月
- ページ数
- 243,23p
- ISBN
- 978-4-480-07677-9
- 著者情報
- 井出 留美(イデ ルミ)
食品ロス問題ジャーナリスト。奈良女子大学食物学科卒。博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)
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商品説明
食品ロスのために失われている金額は、日本では年間4兆円とも言われている。たとえば大手コンビニ1店舗が捨てている食品は年間468万円。食品ロスは、コロナ禍やウクライナ侵攻、気候変動など、地球規模の事業と繋がっており、貧困や飢餓の問題にも影響を与えている。社会問題として複雑に絡まった因果関係を、多数の事例を挙げながら丁寧に解説する。牛乳、コメ、卵など身近な食べ物をめぐる話題から賞味期間と消費期限、ごみ問題まで、私たちの生活と直結する内容が満載。
日本全体で年間4兆円※1
コンビニ1店舗468万円※2
「捨てて」いる。
(※1=消費者庁・環境省・農林水産省(2024年6月)/※2=大手コンビニの中央値。公正取引委員会(2020年))
食品ロスは、コロナ禍やウクライナ侵攻、気候変動など、地球規模の事件と繋がっており、貧困や飢餓の問題にも影響を与えている。社会問題として複雑に絡まった因果関係を、多数の事例を挙げながら丁寧に解説する。牛乳、コメ、卵など身近な食べ物をめぐる話題から賞味期限と消費期限、ごみ問題まで、私たちの生活と直結する内容が満載。
コロナ禍のパニック買いと食品ロス/食料高騰と貧困のスパイラル/生ごみを焼却する日本は時代遅れ/食品ロスを減らせば「手取り」が増える
……持続「不可能」な食料システムを暴く!
目次
はじめに
第1章 パニック買いの背後で捨てられる食べもの
1 コメが消えた夏
2 「新しい生活様式」は食品ロスを減らしたのか?
3 世界一パニック買いをした国
4 コロナの時代の食品ロス
第2章 日本の食の「捨てる」システム
1 大量売れ残りと廃棄を前提としたビジネス
2 牛乳5000トン廃棄の裏事情
3 賞味期限―厳守ではないことを書き足す知恵
4 牛乳の「賞味期限」で一人ひとりが考えるべきこと
5 「捨てる」が組み込まれた大手コンビニのビジネスモデル
6 高騰する卵の価格から、安すぎる日本の食を考える
第3章 貧困をめぐる実情
1 世界をおおう食料高騰と貧困の波
2 食品ロスと貧困支援をつなぐフードドライブとは
3 子どもの食と居場所はなぜ大切なのか
第4章 ごみ政策と食品ロスの切っても切れない関係
1 減らすポイントは「量る」こと
2 ごみゼロを実践する
3 ごみ焼却率ワースト1の日本
4 分ければ資源・混ぜればごみ
5 捨てるのをやめてつくり出す、飼料も肥料も燃料も
6 新たな解決策を高校生が切りひらいた事例
第5章 気候変動とほころんだ食料システム
1 食品ロスは温暖化の主犯格?
2 世界の食品ロスの不都合な真実
3 「食品ロス削減」が気候変動対策に加わったCOP28
4 世界の食料システムのほころび
5 日本の食料システムのほころび
第6章 食べものを捨てるとき、わたしたちは何を捨てているのか
1 食品ロス削減は何につながるのか
2 食品ロス削減のカリスマが説く「三つの3」
3 食べものを捨てるとき、わたしたちは何を捨てているのか
4 自然から頂戴する―『北の国から』に学ぶSDGsな生き方
おわりに
初出一覧
参考文献
商品詳細
- シリーズ名
- ちくま新書 1848
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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