近世日本の支配思想 兵学と朱子学・蘭学・国学

前田勉/著

発売日:2025年2月

  • 近世日本の支配思想 兵学と朱子学・蘭学・国学
  • 近世日本の支配思想 兵学と朱子学・蘭学・国学
ページ数
349p
ISBN
978-4-582-76982-1
著者情報
前田 勉(マエダ ツトム)
1956年、埼玉県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。愛知教育大学名誉教授。博士(文学)。専攻、日本思想史

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商品説明

近世の日本では、古学をはじめとした儒学のほか、蘭学や国学などのさまざまな学問が生まれ、多くの個性豊かな思想家たちが誕生してきた。朱子学を支配的な思想とするかつての「常識」を否定し、「武威の国」日本の支配思想を兵学であるととらえ、その対立軸としての朱子学との関係を基本としながら、経済の発展とともに登場する蘭学・国学との関わりを説く。著者の近世日本思想史研究を決定づける一冊。

近世の日本では、古学をはじめとした儒学のほか、蘭学や国学などのさまざまな学問が生まれ、多くの個性豊かな思想家たちが誕生してきた。朱子学を支配的な思想とするかつての「常識」を否定し、「武威の国」日本の支配思想を兵学であるととらえ、その対立軸としての朱子学との関係を基本としながら、経済の発展とともに登場する蘭学・国学との関わりを説く。著者の近世日本思想史研究を決定づける一冊。

【目次】
序章 近世日本思想史の四本軸
 一 内発的な「日本人」意識
 二 「武威」の国家
 三 近世国家のなかの朱子学
 四 兵営国家の支柱としての兵学
 五 蘭学・国学発生の社会的背景
 六 蘭学者の「国益」意識
 七 国学者の「皇国」意識
 八 近代日本のナショナル・アイデンティティ

1 兵学
第一章 兵学と士道論――兵営国家の思想
 一 兵営国家と兵学
 二 兵学の国家統治論
 三 山鹿素行の兵学
 四 山鹿素行の士道論
 五 幕末の兵学
付論1 中国明代の兵家思想と近世日本

2 朱子学
第二章 「武国」日本と儒学――朱子学の可能性
 一 「孔孟の道」と国家
 二 華夷観念と「武国」
 三 「武国」日本の朱子学の可能性
 四 儒教文化圏のなかの近代日本
付論1古賀?庵の海防論――朱子学が担う開明性
付論2女性解放のための朱子学――古賀?庵の思想

3 蘭学
第三章 功名心と「国益」――平賀源内を中心に
 一 「国益」論者平賀源内
 二 「芸」による功名
 三 源内の「日本人」意識
 四 蘭学者の「国益」意識
 五 源内と宣長

4 国学
第四章 近世天皇権威の浮上
 一 「下から」の天皇権威
 二 第一期 儒仏論争と神国論
 三 第二期(一) 増穂残口の「日本人」意識
 四 第二期(二) 垂加神道の救済論
 五 第三期(一) 本居宣長の天皇観
 六 第三期(二) 平田派国学の天皇観
 七 明治国家の一君万民論
付論1 太平のうつらうつらに苛立つ者――増穂残口の思想とその時代
付論2 本居宣長の「漢意」批判
付論3 大嘗祭のゆくえ――意味付けの変遷と近世思想史

あとがき
平凡社ライブラリー版?あとがき
解説――前田史観へのいざない  先崎彰容

目次

序章 近世日本思想史の四本軸
 一 内発的な「日本人」意識
 二 「武威」の国家
 三 近世国家のなかの朱子学
 四 兵営国家の支柱としての兵学
 五 蘭学・国学発生の社会的背景
 六 蘭学者の「国益」意識
 七 国学者の「皇国」意識
 八 近代日本のナショナル・アイデンティティ

I 兵学
第一章 兵学と士道論――兵営国家の思想
 一 兵営国家と兵学
 二 兵学の国家統治論
 三 山鹿素行の兵学
 四 山鹿素行の士道論
 五 幕末の兵学
付論1 中国明代の兵家思想と近世日本

II 朱子学
第二章 「武国」日本と儒学――朱子学の可能性
 一 「孔孟の道」と国家
 二 華夷観念と「武国」
 三 「武国」日本の朱子学の可能性
 四 儒教文化圏のなかの近代日本
付論1古賀?庵の海防論――朱子学が担う開明性
付論2女性解放のための朱子学――古賀?庵の思想

III 蘭学
第三章 功名心と「国益」――平賀源内を中心に
 一 「国益」論者平賀源内
 二 「芸」による功名
 三 源内の「日本人」意識
 四 蘭学者の「国益」意識
 五 源内と宣長

IV 国学
第四章 近世天皇権威の浮上
 一 「下から」の天皇権威
 二 第一期 儒仏論争と神国論
 三 第二期(一) 増穂残口の「日本人」意識
 四 第二期(二) 垂加神道の救済論
 五 第三期(一) 本居宣長の天皇観
 六 第三期(二) 平田派国学の天皇観
 七 明治国家の一君万民論
付論1 太平のうつらうつらに苛立つ者――増穂残口の思想とその時代
付論2 本居宣長の「漢意」批判
付論3 大嘗祭のゆくえ――意味付けの変遷と近世思想史

あとがき
平凡社ライブラリー版?あとがき
解説――前田史観へのいざない  先崎彰容

商品詳細

シリーズ名
平凡社ライブラリー 982
出版社名
平凡社
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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