八木重吉詩集
発売日:2025年2月
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商品説明
わたしの詩よつひにひとつの称名であれ―29歳で翔け去った近代詩の彗星、八木重吉(1898‐1927)。珠玉の詩は、生きること、在ることへの愛しみとかなしみに満ちている。人間の内奥にある霊性が、読む者にはたらきかけてくる。2詩集『秋の瞳』『貧しき信徒』と、残された多くの「詩稿」、キーツ、ブレイクの「訳詩」から精選する。
近代詩の彗星、八木重吉(1898-1927)。残された珠玉の詩篇には、生きることへの愛しみと哀しみが満ちている。愛と祈りの詩人を一冊に編む。キリスト教詩人とされる八木は、特定の宗派を超えて受け入れられている。人間の内奥にある普遍的なものが、読む者に働きかけている。霊性と言葉の交響を明らかにする。
目次
詩集 秋の瞳
巻首に(加藤武雄)
序
息を 殺せ
白い枝
哀しみの 火矢
朗らかな 日
フヱアリの 国
おほぞらの こころ
植木屋
ふるさとの 山
しづかな 画家
うつくしいもの
一群の ぶよ
鉛と ちようちよ
花になりたい
無雑作な 雲
大和行
咲く心
剣を持つ者
壺のような日
つかれたる 心
かなしみ
美しい 夢
心よ
死と珠
ひびく たましい
空を 指す 梢
赤ん坊が わらふ
花と咲け
甕
心よ
玉
こころの 海づら
貫ぬく 光
秋の かなしみ
泪
石くれ
竜舌蘭
矜恃ある 風景
静寂は怒る
悩ましき 外景
ほそい がらす
葉
彫られた 空
しづけさ
夾竹桃
おもひで
哀しみの海
雲
或る日の こころ
幼い日
痴寂な手
くちばしの黄な 黒い鳥
何故に 色があるのか
白き響
丘 を よぢる
おもたい かなしみ
胡蝶
おほぞらの 水
そらの はるけさ
霧が ふる
空が 凝視てゐる
こころ 暗き日
蒼白い きりぎし
夜の薔薇
わが児
つばねの 穂
人を 殺さば
水に 嘆く
蝕む 祈り
哀しみの 秋
静かな 焔
石塊と 語る
大木 を たたく
稲妻
しのだけ
むなしさの 空
こころの 船出
朝の あやうさ
あめの 日
追憶
草の 実
暗光
止まつた ウオツチ
鳩が飛ぶ
草に すわる
夜の 空の くらげ
虹
秋
黎明
不思議をおもふ
あをい 水のかげ
人間
皎々とのぼつてゆきたい
キーツに 寄す
はらへたま ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波文庫 31-236-1
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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