村上春樹で出会うこころ

河合俊雄/著

発売日:2025年2月

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ページ数
189p
ISBN
978-4-02-263138-1
著者情報
河合 俊雄(カワイ トシオ)
1957年生まれ。臨床心理学者、臨床心理士・公認心理師。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。Ph.D.(チューリッヒ大学、1987)、ユング派分析家資格取得(1990)。甲南大学助教授、京都大学大学院教育学研究科教授、京都大学こころの未来研究センター教授・センター長を経て、京都こころ研究所代表理事。IAAP(国際分析心理学会)会長(2019‐22)

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商品説明

無意識が導き、夢が誘う「出会い」の謎。その先には何があるのか―。村上春樹の短編作品を通して、出会いの本質とこころの深層を見事に活写する書き下ろし。

出会いとは何か。そこでは何が生まれているのだろうか。村上春樹の短編集『一人称単数』を中心に、臨床心理学者が各作品を一つの夢のように読み解きながら、出会いの本質にスリリングに迫る。初期の村上作品では「出会い損ね」が描かれていたが、『一人称単数』では人と人との出会いが見事に生まれている。そこにはデタッチメント(孤立)からコミットメント(関与)への変化も見られる。このような出会いについて、心理療法の手法も応用しながら「どのようにして出会いは可能になるのか」を解き明かす試みが本書である。出会いにおいて共有される芸術作品などの重要性、出会いがシフトした先に生まれる意外な深まりなども辿りながら、出会いがいかに癒やしをもたらすのかについても考察する「こころ」の探究書。

目次

プロローグ デタッチメントと出会い 「パン屋再襲撃」
第一章 偶然の出会い〜出会いの偶然 「偶然の旅人」
第二章 ポストモダン的出会い 「石のまくらに」
第三章 別の出会いから本質としての謎 「クリーム」
第四章 別の出会いと癒やし 「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」
第五章 出会いとフィクション 「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」
第六章 出会いの影 「謝肉祭(Carnaval)」
第七章 出会いと自分の影 「一人称単数」

商品詳細

シリーズ名
朝日選書 1047
出版社名
朝日新聞出版
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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