投票の倫理学 ちゃんと投票するってどういうこと? 上
発売日:2025年1月
- ページ数
- 196p
- ISBN
- 978-4-326-35194-7
- 著者情報
- ブレナン,ジェイソン(ブレナン,ジェイソン)(Brennan,Jason)
2007年にアリゾナ大学でPh.D.取得後、現在はジョージタウン大学マクドノー・ビジネス・スクール教授を務める。専門は政治哲学、応用倫理、公共政策など多岐に及び、リバタリアニズムの有力な論客である
玉手 慎太郎(タマテ シンタロウ)
学習院大学法学部政治学科教授。専門:倫理学・政治哲学
見崎 史拓(ミサキ フミヒロ)
名城大学法学部准教授。専門:法哲学
柴田 龍人(シバタ リュウト)
東京大学総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程。専門:政治哲学
榊原 清玄(サカキバラ キヨハル)
東京大学総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程。専門:政治哲学・応用倫理学
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商品説明
―みんながもっと選挙に行けばよい、というものではない!?『アゲインスト・デモクラシー』の著者が、私たちが選挙に行くべき理由について、根本から問い直す。真剣に投票するとは、また選挙を棄権するとはどういうことか、「なんとなくの常識」にとらわれずに考える手掛かりがここに。
みなが選挙にいけばよい、というものではない! 何となくの常識にとらわれず、私たちが投票すべき理由について根本から問い直す。
「市民には投票する道徳的義務がある」「投票率は高ければ高いほどよい」「自分が良いと思った候補者に自由に投票してかまわない」こうした常識を正面から疑い、真剣に投票すること、また投票を棄権することの意味を深く緻密に考える。私たちは投票にあたっていかなる態度を取るべきなのか。極めてアクチュアルな政治的・倫理的考察。
【原著】Jason Brennan,The Ethics of Voting(Princeton University Press,2011)
目次
謝 辞
序論 倫理的問題としての投票
なぜ投票が問題となるのか?
投票は何と区別されるか?
常識的見解に対する反論
投票する権利か、投票の正しさか
平等な投票権を讃えて
最高だぜ、民主主義
現実の投票者はどれほどうまくやれているのか?
情報を取得するためのいくつかの方法
全ての票を数え入れる
正義と共通善
この先にあるもの
第一章 投票の義務の擁護論
投票する義務があると思われる場合
一票の道具的価値からの論証
因果的責任
投票する義務?
公共善・公共財に基づく論証
徳からの論証
第二章 政治なしの市民的
投票への賛同を示す三つの論証
市民的徳についてのリベラルな理論に向けて
「市民的徳」が未解決のままにしているもの
市民的徳の政治外的構想
市民的徳の政治外的構想はどれほど負担となるか?
なぜ投票する義務がないのか?
藁人形の論証・再訪
第三章 間違った投票
言い訳の余地のない有害な投票
集合的危害を差し控える義務
泡沫候補への投票と個人のポイ捨て
まぐれ当たりの投票
許容不可能なリスクを課さない義務
冗長性
宗教的な投票
反論:政策ではなく人柄に投票する人々
反論:表出的投票
反論:この命題は自己否定的である
まとめと結論
補遺I 囚人のジレンマ
補遺II コモンズの悲劇
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:THE ETHICS OF VOTING 原著ペーパーバック版の翻訳
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