「失敗の本質」を超えて 安全保障を現場から考える
発売日:2024年12月
- ページ数
- 286p
- ISBN
- 978-4-296-12163-2
- 著者情報
- 野中 郁次郎(ノナカ イクジロウ)
1935年生まれ。東京都出身。一橋大学名誉教授、日本学士院会員。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。知識創造理論の世界的権威
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商品説明
必要なのはタブーなき自己変革。日本軍の失敗の本質は、日清・日露戦争の成功体験への過剰適応にあった。安全保障の本質を直視せず経済的繁栄を追求してきた日本において、防衛を担ってきた自衛隊も同じ轍を踏んでいるのではないか。自衛隊は、内外の環境変化のなかで、どのような課題に直面し、いかなるイノベーションを達成しようとしたのか、どんな苦悩を味わったのか―。本書は、国防の現場の実践者の視点から、軍事組織のあり方を根本から再検討した研究プロジェクトの集大成。安全保障が軍事だけの問題ではなくなってきた時代、その本質を明らかにする。
●戦後80年の過剰適応から脱却せよ。必要なのはタブーなき自己変革だ
日本軍の失敗の本質は、日清・日露戦争の成功体験への過剰適応にあった。安全保障の本 質を直視せず経済的繁栄を追求してきた日本において、防衛を担ってきた自衛隊も同じ轍 を踏んでいるのではないか。自衛隊は、内外の環境変化のなかで、どのような課題に直面し、 いかなるイノベーションを達成しようとしたのか、どんな苦悩を味わったのか――。
本書は、国防の現場の実践者の視点から、軍事組織のあり方を根本から再検討した研究プロジェクト の集大成。安全保障が軍事だけの問題ではなくなってきた時代、その本質を明らかにする。
目次
序 章 乖離から融合へ――社会と自衛隊
1 歪んだ平和主義―国民と自衛隊の乖離
2 社会との距離を縮めるための努力
3 国民との距離は縮まったのだろうか
4 望まれる社会と自衛隊の一体化
第1章 分化と統合――自衛隊の次元と領域の拡大
1 旧日本軍の分化と統合
2 自衛隊の誕生と分化
3 自衛隊の分化をめぐる事象
4 「分化」から生まれた「文化」の違い
5 統合の現状と課題
6 分化と統合の今後
第2章 魂と共感――日本社会によってつくられた自衛隊
1 日本文化と国防観
2 軍の「魂」
3 自衛隊と魂の所在
4 戦わない自衛隊の組織文化
5 日本社会によってつくられた自衛隊の「魂」
6 社会との共感によってつくる「勝つための魂」
第3章 実践知の蓄積――自衛隊任務の変遷
1 自衛隊の国土防衛任務の変遷と戦略的アプローチ
2 自衛隊と災害派遣――「国防」と「公共の秩序維持」の関係から
3 自衛隊と国際任務
第4章 武士道と戦略文化――イラク派遣現場での発見
1 イラク戦争と自衛隊のイラク派遣までの道のり
2 自衛隊のイラクへの展開――一万キロメートル離れた現地への移動と宿営地の建設
3 派遣部隊として意識した日本式活動の考え方
4 現地における部隊の指揮統率の基本的スタンス
5 不測事態への準備と対応
6 派遣を通じて心がけたこと
第5章 失敗が許されない世界――自衛隊における研究開発
1 ギリギリの研究開発――後継装備品の研究開発を事例として
2 防衛省内における技術と運用の連携
3 官民協力
4 研究開発の失敗例
5 防衛技術と非防衛技術
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP日本経済新聞出版
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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