アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年

小林登志子/著

発売日:2025年1月

  • アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年
  • アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年
ページ数
330p
ISBN
978-4-12-102841-9
著者情報
小林 登志子(コバヤシ トシコ)
1949年、千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業、同大学大学院修士課程修了。古代オリエント博物館非常勤研究員、立正大学文学部講師、中近東文化センター評議員等を歴任。日本オリエント学会奨励賞受賞。専攻・シュメル学

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商品説明

アッシリアは、イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、『旧約聖書』では悪役に描かれる。だがその実像はバビロニアの先進文明に学び、長きにわたって栄えた個性的な国だ。紀元前2000年に誕生した小さな都市国家が他国に隷従しつつも、シャルマネセル3世、サルゴン2世らの治世に勢力を拡大、世界帝国となるが、急速に衰微し、前609年に瓦解する。その盛衰を軍事・宗教・交易など多角的に描く。

イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、アッシリアは『旧約聖書』では悪役として有名だ。
しかしバビロニアの先進文明に学び、交易を行い、長きにわたって栄えた。
紀元前2000年に生まれた小さな都市国家が他国への隷従などを経つつも、シャルマネセル三世、サルゴン二世などにより勢力を拡大。
世界帝国となるが、急速に衰微し、前609年に瓦解するまでを、軍事・宗教・社会など多面にわたって描く。

目次



はじめに

序章 アッシリア学事始め――帝国による、帝国での、帝国の発掘
 1 忘れ去られなかったアッシリア
 2 アッシリア遺跡の発掘
 3 「女王」たちの貢献

第1章 「アッシリアの三角」と「ハブル三角」――アッシリアの風土
 1 メソポタミア文明はシュメルから始まる
 2 メソポタミア南部に先行した、北部の村落文化
 3 アッシリアとは
 4 両河の間の肥沃な土地を結んだアッシリア
 5 アッシリアが侵攻した、あるいはされた周辺諸勢力

第2章 アナトリアへおもむいたアッシュル商人――古アッシリア時代I
 1 エブラ市から出てきたアッシュル市の情報
 2 「キュル・テペ文書」が伝えるアッシュル商人

第3章 シャムシ・アダド1世無双――古アッシリア時代II
 1 シュメル・アッカドの属国だったアッシュル市
 2 情報操作された『アッシリア王名表』
 3 王権簒奪者シャムシ・アダド1世
 4 シャムシ・アダド1世没後の情勢変化

第4章 属国にされたアッシリア王国――中アッシリア時代I
 1 前2000年紀後半の古代オリエント世界
 2 アッシリア王国を属国にしたミタンニ王国
 3 「アマルナ文書」が語る時代
 4 前14世紀前半までのアッシリア王国

第5章 領域国家アッシリア王国への転換――中アッシリア時代II
 1 国際外交に参入したアッシュル・ウバリト1世
 2 叙事詩に謳われたトゥクルティ・ニヌルタ1世
 3 版図拡大から縮小に転じたティグラト・ピレセル1世治世
 4 アッシリア法に見られる社会

ほか

商品詳細

シリーズ名
中公新書 2841
出版社名
中央公論新社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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