印象派の発明 美の技術革新と市場の創造
発売日:2024年12月
- ページ数
- 262,10p
- ISBN
- 978-4-326-85202-4
- 著者情報
- 西岡 文彦(ニシオカ フミヒコ)
多摩美術大学名誉教授・版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に入門、日本版画協会展、国展で受賞(1977・78)、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年(2006)に招待出品。作品が雑誌「遊」(工作舎)に起用されたことを機に編集・デザインに活動の幅を拡げ、ジャパネスクというコンセプトを提唱。1992年国連地球サミット関連出版にロバート・ラウシェンバーグらと参画、2005年愛知万博企画委員
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商品説明
画材×光彩×戦略=印象派!絵画の描かれ方・売られ方、その可能性の跳躍を目撃する、印象派誕生150年の必読書。
画材×光彩×戦略=印象派! 絵画の描かれ方、売られ方、その可能性の跳躍を目撃する、印象派誕生150年の必読書。
印象派は「発明 invention」されている。絵画をとりまく技術革新は、画家の個性の表現としての「印象」を描くことを可能にし、斬新な戦略で顧客を開拓した画商との協働によって、今日まで続く美術市場のあり方を形づくっている。モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌら画家達が新たな表現を求めて苦闘し、探求したその筆遣い、色彩を目の当たりにし、時代の変化と彼らの息遣いが伝わってくる迫力の一冊。カラー図版多数掲載。
目次
はじめに 印象派は「発明」されている
印象は個性であり、鑑賞は表現である
屋外制作がモネを光の画家にした
写真を軽蔑したゴッホと脅えたピカソ
器の絵付け職人から画家へ
最下級の風俗画と見なされた印象派
絵画芸術の「発明」と「独立」
新時代の色彩を求めて
市場の創成と印象派ブランドの確立
第一部 印象派の発明
第一章 印象の衝撃
画家は「印象」をこそ描くべきだ
印象派展で正気を失った画家
「日の出」に付け加えられた「印象」
個性のタッチ対フィニの写実
チューブ入り絵の具と平筆の絵画革命
モネの反射、ルノワールの木漏れ日
ジャポニスムの筆勢
芸術家株式会社へ
第二章 ルノワール 美と青春の宴
少年ルノワールの職人修業
絵付けの機械化で職を失う
版画をカラー化した石版画
ルノワールの失った「輝かしい」日給
モネとの出会い、職人から画家へ
セーヌ河畔の共作で発見されたタッチ
木漏れ日の下の青春群像
新時代の精神貴族ボヘミアン
「永遠の宴」と「遅い仕事」の幸福
第三章 モネ 印象の探求
人物の似顔絵から風景画の屋外制作へ
ナポレオン三世の近代パリと印象派
マネの落選とノストラダムスとしてのゾラ
ゾラの画家小説で読む「印象」の命名
モデルニテのメッカで描く
見限られたモネとルノワールの才能
第四章 ゴッホ 美の伝道
最後の印象派展に間に合ったゴッホ
挫折をする兄と献身する弟
スーラが学んだ最新の色彩理論
ゴッホの「ひまわり」とゲーテの神の色彩
モネとゴッホ、それぞれの風景
チューブから絵の具を絞り出す
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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