現代社会の深層構造と人権 ハンセン病問題と脱原発の社会哲学的考察
発売日:2024年12月
- ページ数
- 317,7p
- ISBN
- 978-4-8460-2474-1
- 著者情報
- 中島 〓弘(ナカジマ ヨシヒロ)
1954年、東京に生まれる。中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程後期課程満期退学。桜美林大学リベラルアーツ学群教授。専攻は社会哲学・社会倫理学・社会思想史・人権学
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商品説明
我が国の歴史的事件である
「ハンセン病」の熊本地裁判決と福島の「第一原発事故」。
一見、無関係なこの2つを社会哲学の立場から考察すると何が見えるか。
人権と正義から見た2つの問題の核心を問う意欲的な論文の書籍化。
桜美林大学出版会が問う現代日本。
目次
第一部 ハンセン病問題の深層構造と人権思想
第一章 近代日本のハンセン病問題と隔離政策
はじめに
一 文明開化と隔離の歴史
二 日本の隔離対策の特異性
おわりに
第二章 ハンセン病患者の人権闘争の意義と射程
はじめに
一 全患協運動の歴史と人権思想の形成
二 司法・行政・立法の不作為の責任
三 不正義の構造と公共の福祉
おわりに
第三章 近代日本社会の深層構造と人権思想の意義
はじめに
一 ハンセン病問題にみる人権侵害の構造
二 近代日本社会の深層構造
三 国民国家の構造的暴力と生産力ナショナリズム
おわりに
第二部 原子力文明の批判と脱原発の倫理的基礎づけ
第一章 福島第一原発過酷事故の意味を問う
はじめに
一 科学技術文明の歴史的位相
二 人類史のなかの諸革命の意味
三 人類史の原始分割と生産力としての知の増殖
四 科学技術文明の危険性と暴力性
五 ハイデッガーの科学技術文明批判
六 ヨナスの科学技術文明批判
おわりに
第二章 科学の原罪への問いと論争
はじめに
一 唐木順三と朝永振一郎の「科学の原罪」論
二 武谷三男の「科学の原罪」論批判
三 武谷の科学技術思想の基本的立場と問題性
おわりに
第三章 近代科学の視座構造と道具的理性批判
はじめに
一 「近代科学の視座構造」への問い
二 科学技術文明の暴走とディープ・エコロジー
三 福島以後、科学技術文明と自然との関係をどう再定義するか
おわりに
第四章 脱原発の倫理的基礎づけと人権の哲学
はじめに
一 欧州放射線リスク委員会の問題提起
二 「ECRR二〇一〇年勧告」の倫理的問題提起
三 勧告の倫理学的結論
四 「人道に対する普遍的な犯罪」の隠蔽と三次元の権力
五 ルー ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 桜美林大学叢書 vol.021
- 出版社名
- 桜美林大学出版会
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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