自由民権創成史 下「有司専制vs西南戦争」

宮地正人/著

発売日:2024年12月

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巻の書名
有司専制vs西南戦争
ページ数
510,19p
ISBN
978-4-00-061663-8
著者情報
宮地 正人(ミヤチ マサト)
1944年生まれ。東京大学史料編纂所教授、同所長、国立歴史民俗博物館館長を経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は日本近現代史

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商品説明

「幕末維新変革」と「自由民権運動」をいかに架橋するのか―。分断して捉えられがちだった維新変革と自由民権を、密接に絡み合いながら展開する一連の歴史過程として詳らかに描き出す、著者年来の課題意識に基づく渾身の書きおろし。下巻では、有司専制に対する抵抗の諸相を明らかにして、西南戦争と自由民権運動家たちの関わり、その後の展開を描く。

自由民権運動は、幕末維新変革が必然化した、いわば変革の第二段階としての巨大な国民形成運動であった。維新変革と自由民権を、密接に絡み合いながら展開する一連の歴史過程として把握する見通しのもと、下巻では、征韓論を巡る太政官政府の分裂から西南戦争終結に至るまでを描く。自由民権運動を捉え直す画期的な通史叙述。

目次

第III部 大阪会議と立憲政体の詔

 第一一章 征韓論分裂と民選議院設立建白
  1 征韓論分裂の必然性
  2 民選議院設立建白に至る土佐派の政治的特質
  3 板垣・木戸・福沢連携の可能性

 第一二章 岩倉・大久保政権の緊急対応
  1 佐賀征韓党・憂国党が狙ったもの
  2 機先を制しての佐賀の乱鎮圧
  3 機会主義的台湾出兵
  4 「議院憲法」公布を余儀なくさせたもの

 第一三章 民権結社の簇生とその矛盾
  1 立志社設立の意義
  2 士族民権結社の展開
  3 平民民権結社の展開
  4 士族民権結社と地租改正問題
  5 熊本の植木学校
  6 二本松の明八会

 第一四章 大阪会議・「立憲政体樹立の詔」と地方官
  1 大阪会議に臨む板垣・木戸・大久保の立ち位置
  2 大阪会議・愛国社結成・板垣復帰の内在的論理
  3 大阪会議後の政局はいかに見られたか
  4 明治一桁代地方官の特質と薩長出身者
  5 土肥出身の地方官
  6 旧幕出身の地方官
  7 民政巧者の地方官たち
  8 熊本藩出身の地方官
  9 家禄奉還令と地方官
  10 福島県令安場保和の「権衡平正の議」

 第一五章 木戸・板垣提携ラインの分裂と太政官政府の反撃
  1 土佐の士族民権派・愛国社が構想していたもの
  2 木戸的「漸次立憲政体樹立論」の限界
  3 太政官政府の反撃開始

 第一六章 江華島事件と対朝鮮強硬姿勢の確立
  1 木戸参議の変心
  2 島津久光・板垣退助の罷免と朝鮮「暴挙詰問」の決定
  3 内閣・省卿人事分離要求の根底にあったもの
  4 井上馨の方向転換
  5 諸新聞から見る「一〇月政変」

ほか

商品詳細

出版社名
岩波書店
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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