小泉八雲先生の「怪談」蒐集記
発売日:2024年12月
- ページ数
- 284p
- ISBN
- 978-4-04-115460-1
- 著者情報
- 峰守 ひろかず(ミネモリ ヒロカズ)
第14回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、『ほうかご百物語』にて2008年に電撃文庫よりデビュー。キャラクター同士の軽妙なセリフのやりとりと妖怪蘊蓄に定評がある
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商品説明
明治29年の東京には怪しい噂が幾つも流れていた。森の食人鬼、音楽家を招く亡霊、妖怪を使う易者、幻の少年、雪女…。古き怪異を愛する帝大講師・小泉八雲は、女中の少女・好乃や書生の己之吉とともにそれらの怪事件を探り、「怪談」として記していく。徐々に明かされる好乃の真意、好乃と己之吉との淡い関係、急成長する社会が喪失した日本の郷愁―。名著「怪談」に隠された秘密とは?明治×文豪×怪異×ミステリ。
明治29年(1896年)東京。市谷に妻子と暮らす帝大教授、ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲のもとに、松江から上京してきた少女・好乃が現れ、女中として雇ってほしいと申し出る。不愛想ながら利発で怪異にも詳しい好乃のことを、八雲やその家族、下宿人である書生の己之吉らは気に入るが、実は好乃には誰にも明かせない秘密があった。八雲はそれを知った上で好乃を雇い入れるが……。
日本の原風景と怪異をこよなく愛する八雲は、急速に変わりゆく東京の風景や、怪異を迷信扱いする風潮に心を痛めていたが、近代化の進むこの町でも怪しい噂はまだ辛うじて生きていた。森の中の食人鬼、怨霊に夜毎誘われる音楽家、妖怪を使役する易者、幻影の美少年、そして雪女やのっぺらぼう……。街でささやかれる数々の怪談を追う中で、八雲や好乃は、華やかな文明開化の陰を目撃し、失われていくものたちの声を聞くこととなる。
怪談はなぜ生まれ、なぜ語られ続けるのか。好乃の真の目的とは何か。そして、小泉八雲はどうして「怪談」を書かなければならなかったのか――。激しい変動の時代を背景に、名著「怪談」成立の裏側を描く文豪×怪異×ミステリー。
目次
第一話 ヘルン先生、人食い鬼を見に行く ――「食人鬼{じきにんき}」より
第二話 亡霊{ゴースト}がくれた才能 ――「耳なし芳一」より
第三話 妖怪易者の秘密 ――「果心居士の話」より
第四話 幻の少年 ―「茶碗の中」より
第五話 人と人でないものの間に ――「ゆきおんな」より
エピローグ 八雲が遺すもの ――「むじな」より
商品詳細
- シリーズ名
- 角川文庫 み64-1
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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