アジア遊学 297「廃墟の文化史」
発売日:2024年10月
- 巻の著者
- 木下華子/編 山本聡美/編 渡邉裕美子/編 陣野英則/〔ほか〕執筆
- 巻の書名
- 廃墟の文化史
- ページ数
- 277p
- ISBN
- 978-4-585-32543-7
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商品説明
「廃墟」とは何か。近代産業遺産、廃業した遊園地やホテル、廃村や廃校など、現代において「廃墟」はたびたびブームとなり、人々の心を強く惹きつける。そしてひとたび、古典の世界に目を向ければ、古都や古代寺院の遺構、絵画・記録・物語や伝承などに遺された荒廃した町並みや建造物など、さまざまな廃墟表象が見いだせる。「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。人々は「廃墟」に何を託したのか―。これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
目次
第1部 廃墟論の射程(「廃墟」の創造性―歌枕・紀行文・『方丈記』
『うつほ物語』における廃墟的な場―三条京極の俊蔭邸と蔵の意義
廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法
西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか?
言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空)
第2部 廃墟の時空(廃墟と霊場―闇から現れるものたち
廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって
夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作“融”における河原院描写に注目して
廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体
廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』)
第3部 廃墟を生きる(承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』
廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの
五山文学における廃墟の表象
戦争画家たち―それぞれの「敗戦」
廃墟としての金沢文庫―特別展『廃墟とイメージ』の記録)
商品詳細
- 出版社名
- 勉誠社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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