比較文明学の50人
発売日:2024年12月
- ページ数
- 440,6p
- ISBN
- 978-4-480-01814-4
- 著者情報
- 小倉 紀蔵(オグラ キゾウ)
1959年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は東アジア哲学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学
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商品説明
古くから、日本の思想や宗教はつねに自己を他者と熱心に比較してきた。そうした知的伝統から、きわめて独創的な比較文明論が数多く産み出されてきた。本書では、本居宣長、岡倉天心、鈴木大拙、賀川豊彦らを経て、現代の梅棹忠夫、伊東俊太郎、石牟礼道子、緒方貞子に至る鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の五〇人を選出。比較文明学会に所属する一七人の研究者が、日本の比較文明学とはなにかを問いつつ、五〇人が繰り広げる豊かな知の世界を縦横無尽に論じる。
比較文明学から見えてくる
日本の独創的な知の豊かな世界
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古くから、日本の思想や宗教はつねに自己を他者と熱心に比較してきた。そうした知的伝統から、きわめて独創的な比較文明論が数多く産み出されてきた。本書では、本居宣長、岡倉天心、鈴木大拙、賀川豊彦らを経て、現代の梅棹忠夫、伊東俊太郎、石牟礼道子、緒方貞子に至る鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の50人を選出。比較文明学会に所属する17人の研究者が、日本の比較文明学とはなにかを問いつつ、50人が繰り広げる豊かな知の世界を縦横無尽に論じる。
目次
はじめに──比較文明学はなにをするのか 小倉紀蔵
I
本居宣長──新たな「いのちの思想」の構築者 岩澤知子
岡倉天心──西洋文明の代替案を示した英語名人 稲賀繁美
福澤諭吉・丸山眞男・加藤周一──近代をめぐるアポリアへの挑戦者 小倉紀蔵
西田幾多郎──西洋近代文明への対抗軸を求めて 山本英輔
鈴木大拙──文明交流圏の結晶 テン・ヴェニアミン
賀川豊彦──死線を越えて、共有文明を描く 濱田 陽
柳宗悦・矢代幸雄・岡本太郎──非西欧の藝術・美術の発信者たち 稲賀繁美
和辻哲郎──「生きた倫理」と「文明共生の哲学」の探究者 大森一三
中村元──比較思想から比較文明へ 保坂俊司
梅棹忠夫──文明の生態史観 中牧弘允
田中正造・南方熊楠・石牟礼道子──文明批判と自然 小倉紀蔵
緒方貞子──「共生の文明」の実践者 佐藤壮広
小田実──世界を駆けた比較文明学の実践者 加藤久典
伊東俊太郎──比較文明学を確立した統合の知の巨人 服部英二
II
法然──菩提心をめぐる通底性の拡大 小倉紀蔵
日蓮──「会通」しない仏教 小倉紀蔵
山鹿素行──「通底」しない儒学 小倉紀蔵
安藤昌益──「反文明」の比較文明 小倉紀蔵
新島襄──「?儻不羈」こそ比較文明学の根本 小倉紀蔵
頭山満──八紘一宇の文明論 尹粹娟
後藤新平──自治の精神 小倉紀蔵
井上円了──比較哲学による日本的教育の創造 小倉紀蔵
新渡戸稲造──文明の暴力性に抗する「武士道」 小倉紀蔵
内藤湖南──日本文化と「豆腐のニガリ」論 小倉紀蔵
夏目漱石──人とこころの探求者 濱田 陽
河上肇──共産主義への比較文明論的視点 三田剛史
田辺元──「真実」を希求した情熱の哲学者 田島樹里奈
矢内原忠雄・矢内原伊作──信仰と思考の溝を越えて 加藤久典
三木清──人間の生存理由を問い直す思考 小平健太
川端康成──文明の彼岸へ 郭旻錫
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 筑摩選書 0294
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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