善意の帝国 イギリスのフィランスロピーと南アフリカ

大澤広晃/著

発売日:2024年12月

  • 善意の帝国 イギリスのフィランスロピーと南アフリカ
  • 善意の帝国 イギリスのフィランスロピーと南アフリカ
ページ数
378,80p
ISBN
978-4-8158-1174-7
著者情報
大澤 広晃(オオサワ ヒロアキ)
1980年生まれ。現在、法政大学文学部准教授、Ph.D.(History)

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商品説明

かさなりあう救済・福祉・支配。国内の弱者をこえ、奴隷や先住民にも救いの手を伸ばそうとした帝国大の「善意」。それは植民地に何をもたらしたのか?人道主義の活動とイデオロギーを克明に跡づけ、非白人への屈折したまなざしや人種隔離との両義的関係を析出。チャリティの可能性と限界、そしてその遺産に迫る。

国内の弱者をこえ、奴隷や先住民にも救いの手を伸ばそうとした帝国大の「善意」。救済・福祉・支配がかさなりあうその姿とは? 植民地における人道主義の活動とイデオロギーを克明に跡づけ、非白人への屈折したまなざしや人種隔離との両義的関係を析出。大西洋に広がる慈善のネットワークも視野に、チャリティの可能性と限界、そして現代への遺産に迫る。

目次

凡例・略称一覧

序 章 帝国の善意
     1 帝国フィランスロピーとは何か
     2 課題設定と分析方法
     3 先行研究と本書の位置
     4 本書の構成

  第I部 イギリス

第1章 「資本家」を糾弾する
      ―― 19〜20世紀転換期の原住民保護協会
     1 帝国フィランスロピーと APS
     2 南アフリカ戦争と帝国フィランスロピー
     3 南アフリカ戦争後のアフリカ人労働問題
     4 帝国フィランスロピーと隔離
     5 「フィランスロピーの衰退」
       ―― 世紀転換期イギリス社会における APS

第2章 「救う側」の論理、「救われる側」の不満
      ―― 草創期の反奴隷制および原住民保護協会
     1 ASAPS の創設
     2 南アフリカ連邦の誕生と隔離政策
     3 先住民支配と「信託」―― 第一次世界大戦と ASAPS

第3章 救済をめぐる同床異夢
      ―― 戦間期の反奴隷制および原住民保護協会
     1 国際化と新機軸の模索 ―― 1920年代の組織と思想
     2 産業化と福祉 ―― 1920年代末〜30年代の組織と思想
     3 隔離の両義性と支援の実践 ―― 1920年代の南アフリカと ASAPS
     4 介入の限界 ―― 1930年代の南アフリカと ASAPS

ほか

商品詳細

出版社名
名古屋大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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