ハーブティーは三杯目 86歳のラブレター
発売日:2024年10月
- ページ数
- 170p
- ISBN
- 978-4-88416-312-9
- 著者情報
- 上村 十三子(カミムラ トミコ)
1938年大阪生まれ。毎日放送に入社。広報部に所属して、多くのテレビ番組の広報宣伝を手がける。1996年から2000年まで雑誌『あまから手帖』社外取締役。2000年から2008年まで民事調停委員。2010年から「関西民法クラブ」理事
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商品説明
『ハーブティーを飲みながら』(2014年刊)『ハーブティーをもう一杯』(2015年刊)の二冊を出版して九年。
八十六歳の著者が日々を軽やかな筆致で生き生きと紡ぎだす、第三作目のエッセイ集。
ふと夜中に思いが浮かんだ。そうだ一年間カナダに留学してみたい。今の体調だと一年なら行けるかも! カナダは一か月だけ留学の真似事のような体験をしたことがある。その時一度立ち寄ったブリティシュ・コロンビア大学がいいな!
翌朝目覚めて我に返った。なんという途方もないことを考えたのだ。お前は何歳だと思っている? 出来るはずがないよ。
テレビでチェロの響きに触れ、突然チェロを習いたいなあ、フランス語も習いたい! 私は時々とんでもない妄想にかられる。
雑誌をパラパラ見ている時、テレビをぼんやり見ている時、街を歩いている時、キュンキュン感動して胸が熱くなる時がある。わあ、あんな絵を描きたい! あんな陶芸作品を作ってみたい! あの言葉いい! メモしなくては! なんてうつくしい若葉だ! 電車に乗っていても、うわあ、あの若い彼、カッコいい! 旅先で見つけた湧き水の美しさも忘れられない。何処からか聴こえる鳥の声、ピアノの調べ、音楽みたいなイタリア語のリズム、なんでもすぐに感動してしまう。―
― 歳を重ね、心身ともに衰えていくのは仕方ないことだが、長年蓄えてきた知力、経験、老人力がある。これからも何にでも挑む活力をなくさずに、闊達に生きていきたい。三杯目のハーブティーを飲みながら心豊かに過ごしたいと願っているこの頃である。(「感動をいつまでも」より)
目次
1 四季の旬を味わう
2 お星様が二つ
3 人生を奪ったコロナ
4 ちょっとやりすぎちゃいますか?
5 よみがえる古着、楽しいお絵描き
6 ITなんて大嫌い!されどIT
7 歳を重ねるってむごいですね
8 ありえない!高齢者ばかりの「風の盆」旅行記
9 弔いの旅・荘川桜を訪ねて
10 カナダシニアカレッジその後
11 断捨離断捨離
12 東日本大震災・飯舘村の悲劇
13 侘しい近隣とのお付き合い
14 深夜の救急病院待合室
15 ホームパーティーと孤独死
16 終の棲家は何処にしますか?
17 感動をいつまでも
商品詳細
- 出版社名
- せせらぎ出版
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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