ジェンダーに基づく暴力の連鎖を断ち切る 被害者/サバイバー中心ガバナンスによる包括的アプローチ
発売日:2024年9月
- ページ数
- 233p
- ISBN
- 978-4-7503-5804-8
- 著者情報
- 濱田 久美子(ハマダ クミコ)
翻訳家
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商品説明
憂慮すべき数の女性と女児が、生涯のうちに少なくとも一度、ジェンダーに基づく暴力(gender‐based violence:GBV)の被害者/サバイバーになっている。近年、GBVは政策立案者の注目を集めており、OECD加盟国にとってジェンダー平等の最優先課題となっているが、どの国にも重大な課題が残っている。本報告書は、OECDの最新の研究に基づく洞察と、OECD加盟国で実施された調査や質問票から得られた確かな証拠とを組み合わせることにより、GBVの連鎖を断ち切るための包括的なアプローチを促進する。そして、この人権侵害を予防し、対処し、究極的に撲滅するために、法律と司法へのアクセス、抑圧的なジェンダー規範の変革、サービス提供の統合を包含する、包括的なOECD GBVガバナンス・フレームワークのための提言を提示する。
親密なパートナーからの暴力、性的虐待、身体的・経済的・心理的虐待、テクノロジーを悪用した暴力、人身売買、女性器切除、強制的な児童婚など、女性や女児に対する暴力を撲滅するにはどうしたらよいか。OECD調査研究をもとに、この複雑な問題の根本的な解決に迫る。
目次
序文
頭字語・略語
要旨
第1章 ジェンダーに基づく暴力の防止と対処が重要な理由
1.1 ジェンダーに基づく暴力は社会に蔓延している問題であり、政府にとって最優先すべき課題である
1.2 GBVの高いコスト
1.3 GBVに関してCOVID-19がもたらした特有の課題と機会
1.4 OECD GBVガバナンス・フレームワーク
1.5 本書の手法と構成
第2章 強固な法的枠組みの必要性とその構築
2.1 国際社会はGBVに関して基準となる重要な枠組みと指標を確立してきた
2.2 DVに関する国の法的枠組みの欠陥が女性をリスクにさらす
2.3 レイプに対し同意に基づく法的枠組みを採用することは、性的暴力に関する誤った考えを正そうとする国の意図の表れである
2.4 セクシャルハラスメントは公共の場、教育環境、職場での差別を永続させる
2.5 女性器切除と児童婚を禁止する法律は悪影響から女児を保護できる
2.6 政策提言
第3章 総合的かつ効果的な全政府的アプローチ
3.1 はじめに
3.2 GBV撲滅のための全政府的なシステムによるアプローチに向けて
3.3 政策提言
第4章 被害者/サバイバー中心のガバナンスとサービス文化
4.1 はじめに
4.2 OECD加盟国全体で被害者/サバイバー中心の文化を確立するために
4.3 危機下でも被害者/サバイバー中心の文化を維持する――COVID-19パンデミックから得た教訓
4.4 政策提言
第5章 親密なパートナーからの暴力への対応
5.1 IPVは統合的な対応を必要とする複雑な問題である
5.2 統合的政策はGBV撲滅のための全政府的枠組みの鍵である
5.3 統合的サービス提供とは?
5.4 統合的サービス提供はIPVへの対応でどのような役割を担うのか?
5.5 IPVに対処するためのサービス提供における機 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Breaking the Cycle of Gender‐based Violence
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