花街 遊興空間の近代

加藤政洋/〔著〕

発売日:2024年10月

  • 花街 遊興空間の近代
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ページ数
221p
ISBN
978-4-06-537358-3
著者情報
加藤 政洋(カトウ マサヒロ)
1972年、長野県生まれ。立命館大学文学部教授。専門は人文地理学

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商品説明

かつて全国に五〇〇ヵ所以上存在したという花街。莫大な利益を生み、土地開発の「乳母役」となるその街のほとんどは、実は明治期以降の都市形成と再編の過程で生み出された「近代の所産」であった。東京、大阪、鹿児島、和歌山、鳥取、富山、神戸…各地の遊興空間創出の経緯を辿り、明らかにする、人間たちの欲望の正体と、近代都市形成の秘密。

なぜ生まれ、いつ消えた?
東京、大阪、鹿児島、和歌山、鳥取、富山、神戸……全国の「花街」誕生の経緯を辿ることで明かされる、人間たちの欲望の正体、そして近代都市形成の秘密!

【本書の主なトピック】
[富山]明治維新で「殿様御殿」は遊蕩の巷に様変わり
[東京]『にごりえ』の《白山》で確立された花街開発・営業のノウハウ
[鳥取]尚武勤倹の城下町に生まれた「駅前遊郭」《衆楽園》
[大阪]内閣も巻き込んだ「松島遊郭移転疑獄事件」の顛末
[神戸]田圃を瞬く間に盛り場に変えた《西新開地》
[鹿児島]湯煙に消えた(?)謎の赤線を追え!
(花街関連用語集付き)

【目次】
はじめに
第一章 花街の立地と形態
1 遊廓と花街
2 地図のなかの花街
3 花街の空間的類型
第二章 城下町都市の空隙、市街地化のフロンティア
1 和歌山城丸の内の再開発
2 鳥取藩主の庭園《衆楽園》
3 富山藩主の別邸《千歳御殿》
4 「にごりえ」のあとさき
5 鹿児島の墓地再開発
6 神戸市近郊の《西新開地》
7 再び「新開町」をめぐって
第三章 近代東京における地区指定の転回
1 江戸‐東京の「慣例地」
2 《白山》の指定と開発のはじまり
3 大正期の地区指定
4 昭和初年の「置土産」
5 ウォーターフロントの花街
第四章 近代大阪における新地開発
1 岸本水府の花街案内
2 江戸から明治へ
3 新遊廓《飛田》の誕生
4 《今里新地》の開発
5 新地の開発史
第五章 謎の赤線を追ってーー鹿児島近郊の近代史
1 消えた遊廓とひとつの謎
2 都市近郊の近代
3 近郊の名所とメディア・イベント
おわりに
文献一覧
図表出典一覧
花街関連用語集

目次

第1章 花街の立地と形態(遊廓と花街
地図のなかの花街 ほか)
第2章 城下町都市の空隙、市街地化のフロンティア(和歌山城丸の内の再開発
鳥取藩主の庭園“衆楽園” ほか)
第3章 近代東京における地区指定の転回(江戸‐東京の「慣例地」
“白山”の指定と開発のはじまり ほか)
第4章 近代大阪における新地開発(岸本水府の花街案内
江戸から明治へ ほか)
第5章 謎の赤線を追って―鹿児島近郊の近代史(消えた遊廓とひとつの謎
都市近郊の近代 ほか)

商品詳細

シリーズ名
講談社学術文庫 2839
出版社名
講談社
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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