伝統芸能と民俗芸能のイコノグラフィー〈図像学〉

児玉絵里子/著

発売日:2024年8月

  • 伝統芸能と民俗芸能のイコノグラフィー〈図像学〉
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ページ数
190p
ISBN
978-4-7646-0154-3
著者情報
児玉 絵里子(コダマ エリコ)
京都芸術大学専任講師。博士(文学、早稲田大学)。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)修士課程修了。沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員、法政大学沖縄文化研究所国内研究員、文化学園大学文化ファッション研究機構共同研究員。東京国立博物館学芸部工芸課染織室非常勤職員、国指定重要無形文化財「紅型」保持者 玉那覇有公主宰・玉那覇紅型工房、浦添市美術館嘱託学芸員を経て、財団法人海洋博覧会記念公園管理財団(一般財団法人沖縄美ら島財団)学芸員。退職後、ドナルド・キーン・センター柏崎学芸員などを経て現職

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商品説明

郡司正勝、本田安次らの後は未着手のままであった初期歌舞伎研究を中心に、近世初期の芸能(歌舞伎・能楽・琉球芸能)と絵画・工芸・文芸を縦横に行き来し、日本文化史を図像学の観点から捉えなおす。時を超え意匠から鮮やかに蘇える近世期―珠玉の日本文化論。

目次

はじめに―日本文化のこころに触れる図像学
第一章 込められたものがたりの始まりは―鯉と恋と「扇の的」《阿国歌舞伎・遊女歌舞伎》
  一 「柳橋水車図屏風」が放つ金色の妖気
  二 「遊女柳橋扇面流図屏風」を解く「鍵」は―七面の絵扇
第二章 あらわれた柳の大樹の“謎”―宇治の橋姫と『歌舞伎図巻』「鐘聞」
  一 どうして柳の木があるの―柳は夢か幻か。「鐘聞」の“謎”
  二 「月」が導く“時(時代)の意匠”
  三 江戸時代の表象世界を読み解く〈鍵〉は―たとえ時が移ろうとも……波に洗われた千鳥の足跡は永遠に残る
第三章 舞踊図:画にとどめられた一瞬の舞姿―初期歌舞伎舞踊の「型」の成立と「舞踊図」の誕生《遊女歌舞伎》
  一 描かれた「舞踊図」の謎―江戸時代初期に花開いた女性の舞踊姿とは
  二 意匠が伝える由来―鳳凰の表された意味は
  三 国宝 琉球国王尚家伝来紅型衣裳と左三つ巴紋―海を越えた意匠
第四章 藤の花枝に込められた想いは―大津絵「藤娘」のこころと若衆歌舞伎
  一 大津絵「藤娘」の“謎”―あなたは誰?
  二 〈謎解き〉のスタート―解く“鍵”「藤の花枝」
  三 黒紅地小袖の“娘”―描かれた“踊衣裳”
  四 藤娘と“恋の縁結び”―藤の花を折りて……(在原業平)
  五 「笹を藤に持ち替えて」の謎―飛び出た藤の花・“絵姿”・記された“ことば”
第五章 洛陽の時と別れ―画に響くのは謡の詞「誰が袖図屏風」に込められた能のものがたり《若衆歌舞伎・野郎歌舞伎》
  一 配された情景に物語が流れ出す―日本美術における“御所解模様”
  二 画に響くものは謡の詞章―根津美術館蔵「誰が袖図屏風」
第六章 軒端の梅と朝露の花―歌謡と芸能、琉球宮廷舞踊と大和文化
  一 軒端の梅と朝露の花―世阿弥作「東北」(仕舞)と玉城朝薫・「かぎやで風」
  二 琉球に伝えられた京の都の“淀の川瀬の水車”―「江戸下口説」
  三 琉球宮廷舞踊 古典女踊り「諸屯」と大和の宮廷文化
  四 『古今和歌集』と琉球芸能の幕開け祝儀舞踊―若衆踊「若衆特牛節」
  五 “楽童子”はなぜ元服前の少年であったのか―琉球宮廷舞踊 古典女踊り「柳 ほか

商品詳細

出版社名
錦正社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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