炎芸術 No.159(2024秋)

発売日:2024年8月

  • 炎芸術 No.159(2024秋)
  • 炎芸術 No.159(2024秋)
ページ数
170,4,6p
ISBN
978-4-87242-634-2

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商品説明

青磁 自然を映す青

青磁は青いやきもので、玉や空などの自然の色を理想として作られたと考えられている。わずかに鉄分を含んだ釉薬を厚く掛けて還元焼成することで、奥行きを持った青になる。その色合いは実に多彩で、「天青」(空のような淡い青)、「翡色」( 翡翠のような青緑)など、様々な言葉で表される。中国で生まれた青磁は、日本では高級舶来品「唐物」として平安時代以降、受容されたが、江戸時代に肥前でようやく生産できるようになった。その後、主に宋代の青磁を目標として、多くの陶芸家たちが青磁の制作に取り組んできた。近年は絵付や象嵌を施したもの、造形的なフォルムを持つものなど、作家たちが目指す青磁の幅が広がってきている。本特集では、今後を担う60歳以下の作家を通して、現代青磁の多彩な様相を紹介する。作品と共に「自身の考える青磁の定義、現代を生きる作家としてどのような青磁を作りたいか」についての作家コメントも掲載する。

目次

特集

青磁 自然を映す青



浦口雅行

層と構造で築く青の深遠―浦口雅行の青瓷造形

文・外舘和子(多摩美術大学教授)



若尾 経

光を宿すかたち―若尾経の青瓷・青磁

文・石崎泰之(岐阜県現代陶芸美術館館長)



伊藤秀人

伊藤秀人さんの青磁

文・荒川正明(学習院大学教授)



津金日人夢

青瓷の「終わり」のはじまり―本質への追求の先に

文・遠藤啓介(九州歴史資料館学芸員)



古松淳志

自然志向から生まれる清々しい青磁



坂本 章、志賀暁吉、吉田周平、今泉 毅

河端彩谷、渡邉 篤、平岡朋美、本間友幸

青木昌勝、江上 晋、竹内保史



青磁の名品と歴史

青磁―悠久の歴史とその魅力

文・小林 仁(大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長代理)



高麗青磁を作る





「古典と現代」桃山陶

小山智徳

桃山織部の現代





フォーカス・アイ 佐藤雅之

面影の造形―焼成によるイメージの反転

文・花里麻理(茨城県陶芸美術館学芸課長)





期待の新人作家 岡安真美





現代工芸の作り手たち 第32回 漆芸 黒田沙知子

「身に付ける/付けない」のはざまで

文・山内舞子(キュレーター・美術評論家)





展覧会スポットライト

前田正博展 色彩と模様のハーモニー

2024/9/22〜12/22 緑ヶ丘美術館・本館



九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界

文・中越康介(石川県九谷焼美術館副館長)

2024/6/2 ほか

商品詳細

出版社名
阿部出版
サイズ
29cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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