炎芸術 No.159(2024秋)
発売日:2024年8月
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商品説明
青磁 自然を映す青
青磁は青いやきもので、玉や空などの自然の色を理想として作られたと考えられている。わずかに鉄分を含んだ釉薬を厚く掛けて還元焼成することで、奥行きを持った青になる。その色合いは実に多彩で、「天青」(空のような淡い青)、「翡色」( 翡翠のような青緑)など、様々な言葉で表される。中国で生まれた青磁は、日本では高級舶来品「唐物」として平安時代以降、受容されたが、江戸時代に肥前でようやく生産できるようになった。その後、主に宋代の青磁を目標として、多くの陶芸家たちが青磁の制作に取り組んできた。近年は絵付や象嵌を施したもの、造形的なフォルムを持つものなど、作家たちが目指す青磁の幅が広がってきている。本特集では、今後を担う60歳以下の作家を通して、現代青磁の多彩な様相を紹介する。作品と共に「自身の考える青磁の定義、現代を生きる作家としてどのような青磁を作りたいか」についての作家コメントも掲載する。
目次
特集
青磁 自然を映す青
浦口雅行
層と構造で築く青の深遠―浦口雅行の青瓷造形
文・外舘和子(多摩美術大学教授)
若尾 経
光を宿すかたち―若尾経の青瓷・青磁
文・石崎泰之(岐阜県現代陶芸美術館館長)
伊藤秀人
伊藤秀人さんの青磁
文・荒川正明(学習院大学教授)
津金日人夢
青瓷の「終わり」のはじまり―本質への追求の先に
文・遠藤啓介(九州歴史資料館学芸員)
古松淳志
自然志向から生まれる清々しい青磁
坂本 章、志賀暁吉、吉田周平、今泉 毅
河端彩谷、渡邉 篤、平岡朋美、本間友幸
青木昌勝、江上 晋、竹内保史
青磁の名品と歴史
青磁―悠久の歴史とその魅力
文・小林 仁(大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長代理)
高麗青磁を作る
「古典と現代」桃山陶
小山智徳
桃山織部の現代
フォーカス・アイ 佐藤雅之
面影の造形―焼成によるイメージの反転
文・花里麻理(茨城県陶芸美術館学芸課長)
期待の新人作家 岡安真美
現代工芸の作り手たち 第32回 漆芸 黒田沙知子
「身に付ける/付けない」のはざまで
文・山内舞子(キュレーター・美術評論家)
展覧会スポットライト
前田正博展 色彩と模様のハーモニー
2024/9/22〜12/22 緑ヶ丘美術館・本館
九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界
文・中越康介(石川県九谷焼美術館副館長)
2024/6/2 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 阿部出版
- サイズ
- 29cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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