世界は光にみちているか

川島福果/著

発売日:2024年7月

  • 世界は光にみちているか
  • 世界は光にみちているか
ページ数
395p
ISBN
978-4-88592-237-4
著者情報
川島 福果(カワシマ フッカ)
1949年東京に生まれる。法政大学中退、出版社勤務を経て現在にいたる。

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商品説明

終戦から4年、戦争の爪痕残る東京に生まれた冬華蕗子(とうが・ふきこ)は、何不自由ない環境に育ちながらも、社会や家庭への漠然とした息苦しさを感じていた。「この社会は本当に正しいのか」はっきりした目的を持てず進学した彼女が、ある日行き当たったのは白いペンキで「マル研」とドアに書かれた部屋だった。「探していたのはこの文字だったのか」と直感的にドアを押した先にいたのは―。ひたむきに力強く、彼女は不条理な世界を歩む。高度経済成長、ベトナム戦争、学生運動、バブル崩壊…混沌とした時代と一人の女性の軌跡を描いた、著者渾身の一大長編!

高度経済成長の傍で、ベトナム戦争や公害問題などが社会に影を落としていた1967年。
漠然とした不安を抱えながら都内の大学へ進学した冬華蕗子(とうがふきこ)は、2人の同級生とともに
文学部自治会へと入会し、学生運動へと身を投じていく。
しかし社会の矛盾へ声を上げるための闘争は次第に過激さを増し、ついに死者を出してしまう――
バブル崩壊までの社会を描写しつつ、友情や恋愛、家族の物語も盛り込んだ作者渾身の一作。

目次

第一部

家族の横顔
一九六七年の春から初夏に
マル研の扉
全学連集会とデモ
マル研の夏合宿
盛夏の広島
学費値上げ反対闘争
一九六七年十月八日、羽田
激動の六八年、佐世保
三里塚闘争へ
王子野戦病院
六八年全学連総会のころ
10・21国際反戦デー
全共闘運動の高まり
悲喜交じる一九六九年
心配な出来事
かけがえのない命

第二部
新しい年明け
入学の年
驚愕の年
ベトナム戦争終結
大きな喪失
初めての異動
懐かしい人々
深まりゆくもの
思い悩むことなど
互いへの敬意
新しい日々
新しい命
生と死
八五年からの光と影
あのときの、あの震撼
やがて来る未来

商品詳細

出版社名
東峰書房
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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