「後進国」日本の研究開発 電気通信工学・技師・ナショナリズム
発売日:2024年8月
- ページ数
- 378p
- ISBN
- 978-4-8158-1168-6
- 著者情報
- 河西 棟馬(カワニシ トウマ)
1990年長野県に生まれる。2023年京都大学博士(文学)
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商品説明
「後進国」は、発明された技術の利用者にとどまるのか。鳥潟右一や八木秀次、松前重義など、移植や模倣を脱した戦前の技術者たちの系譜を、彼らを突き動かした要因や跳躍を可能にした条件ともども明らかにする。挫折した構想や時代的制約も見据え、技術史的達成を冷静に分析した気鋭の力作。
「後進国」は、発明された技術の利用者にとどまるのか。鳥潟右一や八木秀次、松前重義など、移植や模倣を脱した戦前の技術者たちの系譜を、彼らを突き動かした要因や跳躍を可能にした条件ともども明らかにする。挫折した構想も見据え、技術史的達成と限界を冷静に分析した気鋭の力作。
目次
序 章 移植から「創造」へ
?? 戦前日本における電気通信工学
はじめに
1 電気通信をめぐるヒストリオグラフィ
2 後進国における研究開発という視角
3 分析対象と使用資料
4 本書の構成
第1章 2種類の「負債」
?? 研究振興と国産振興言説の来歴
はじめに
1 日露戦争の戦後
2 第一次大戦のインパクト
おわりに ?? 学習から競争へ
第2章 研究をする技術者の濫觴
?? 創成期の逓信省電気試験所
はじめに
1 棚上げとされた「研究」?? ウィリアム・エアトンと教え子たち
2 碍子試験から試験研究へ ?? 電気試験所設立以前、1876-1891
3 創成期の電気試験所 ?? 浅野応輔と日露戦争、1891-1905
おわりに ?? 研究機関への傾斜
第3章 先端的研究への参入
?? 鳥潟右一と無線通信、1906-1923
はじめに
1 無線電話研究の開始、1906-1909
2 TYK 式放電間隙と無線電話の実用化、1910-1916
3 真空管技術の衝撃と巻き返し、1916-1919
4 電気試験所所長時代、1920-1923
おわりに
第4章 基礎研究の場としての帝国大学工学部
?? 八木秀次の研究論
はじめに
1 八木秀次の初期キャリア
2 研究者から研究指導者へ ?? 八木の教授留学、1913年2月-1916年6月
3 研究指導者八木の「工学研究」論、1916-1924
4 周囲との軋轢
おわりに
第5章 電気を利用する通 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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