楽しみと日々 壺中天書架記
発売日:2024年7月
- ページ数
- 867p
- ISBN
- 978-4-588-46025-8
- 著者情報
- 高遠 弘美(タカトオ ヒロミ)
1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院フランス文学専攻博士課程修了。明治大学名誉教授
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商品説明
「目新しいものばかり追う風潮はやはり読書の愉しみとは無縁のものだ」。プルースト、石川淳、澁澤龍彦、種村季弘、市河晴子、吉田健一、中村真一郎、山内義雄、矢野峰人、『ルバイヤート』…数々の鍾愛の書。再読できなければ本の意味はなく、精神の自由を守り、生きる喜びに出会う瞬間のために本を読み続ける。『失われた時を求めて』個人全訳刊行中の仏文学者にして、稀代の随筆家でもある著者の半世紀に及ぶ文筆の集大成。
着実に知識を積み重ね大きな業績を残す研究者は、多いとは言えないがいる。古典的な意味での文人と呼ぶべき人々も、今でもいる。ただ同時にその両者であり、しかも大胆な冒険心や心の熱や軽妙な遊び心を備えた人が、知と文の東西を自在に行き来しながら書き綴った文の数々をこれほどの濃密さで愉しむことができる幸福は滅多にはないものだと思う。
佐藤亜紀(作家)
「目新しいものばかり追う風潮はやはり読書の愉しみとは無縁のものだ」。プルースト、石川淳、澁澤龍?、種村季弘、市河晴子、吉田健一、中村真一郎、矢野峰人、『ルバイヤート』……数々の鍾愛の書。再読できなければ本の意味はなく、精神の自由を守り、生きる喜びに出会う瞬間のために本を読み続ける。『失われた時を求めて』個人全訳刊行中の仏文学者にして、稀代の随筆家でもある著者の半世紀に及ぶ文筆の集大成。
目次
まえがき──ミクロポリスへの渡り橋
街区I プルーストの花咲く街
プルーストと暮らす日々
『失われた時を求めて』の冒頭について
夜のパリ、夢のヴェネツィア
花咲けるアール・ヌーヴォーの庭で
フォーレとプルースト
街区II 月光に照り映える街
書を読む人荷風、そして彼の人も亦
鏡花遊記──駒下駄と人魚
夢中往還──内田百ケン『初稿 冥途』に寄せて
別席の閑談──石川淳讃
石川淳・伝奇作品決定版
梶井基次郎「桜の樹の下には」
私家版タルホ集のすすめ
澁澤龍?に導かれて
退屈な天使の日常を離れて──種村季弘論
沙漠を変える一握りの砂──ボルヘス讃
月の詩人、高柳誠
成熟と孤独──須永朝彦『鉄幹と晶子』
街区III 言の葉の調べ漂う街
太夫の語りありてこそ──竹本住大夫師に教えて頂いたこと
名人たる理由
竹本住大夫引退に寄せて
市河晴子に恋して
孤寂の境地に遊ぶ──薄田泣菫『独楽園』
失われた楽園の記憶──杉浦明平『カワハギの肝』
優雅と慎み──倉橋由美子『夢の浮橋』
憧れの水平生活──佐藤亜紀『外人術』
静寂と響き──吉田健一に教えられた詩の世界
遠望の先に──中村真一郎と私
若々しき老成──西條八十
いま西條八十を振り返る
在野の詩人・山内義雄を求めて
学匠詩人・矢野峰人
幸福なる少数者のために──矢野峰人讃
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 法政大学出版局
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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