黒人法典 フランス黒人奴隷制の法的虚無

  • 黒人法典 フランス黒人奴隷制の法的虚無
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ページ数
482p
ISBN
978-4-7503-5761-4
著者情報
サラ=モランス,ルイ(サラモランス,ルイ)(Sala‐Molins,Louis)
カタルーニャ出身の哲学者。ローマ、パリ、フライブルクに学び、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチの指導下、ラモン・リュイ(ライムンドゥス・ルルス)についての研究で博士号を取得。ジャンケレヴィッチを継いでパリ第1大学、また、トゥールーズ第2大学で教鞭を執った。異端審問史の研究、また、法・法哲学批判の作業を経て、1987年の本書刊行後はとりわけ黒人法典と黒人奴隷制の研究に注力し、数々の関連著作を刊行している

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商品説明

近代が生み出したもっとも「怪物的な法文書」、待望の邦訳。黒人奴隷を規定・管理するためにつくられた「黒人法典」。何百万もの人々が苦しみ、奪われ、測定不能なほど破壊された奴隷制はどうして続いたのか?白人中心の聖書解釈による正当化、奴隷をモノとして扱う冷徹な法律、自由と平等を謳いながら奴隷制を無視する啓蒙思想家たち…。

1685年からビジネスのため黒人を厳格に管理・所有するための法律が世界に先駆けてフランスで制定された。聖書を都合よく解釈し黒人を物品として扱い、1848年まで続いた黒人法典の存在を無視したルソーやモンテスキューら啓蒙思想家たちを苛烈に糾弾した問題作が待望の刊行。

目次

凡例

序論

第一部 黒人法典 偏見の光のもとで

 第一章 始まりの呪い
 第二章 人間? それとも獣?
 第三章 人間未満の獣 獣化した人間
 第四章 神学者たち 白人=聖書主義と単一起源説、精神の堕落と身体の醜悪
 第五章 哲学者たち 複数起源説、肌の色、自然奴隷説、白人=聖書主義
 第六章 単一は平等にあらず 黒人の魂は何色か
 第七章 彼らを救おう 〈天国〉への貿易によって
 第八章 黒人法典
 第九章 記憶と忘却 復刻の理由を説明する

第二部 黒人法典 本文と註釈

 一 前文
 二 カトリシズム 奴隷にとって唯一にして義務である宗教(第一〜七条)
 三 同棲、結婚、奴隷に対するその民法上の帰結(第八〜一三条)
 四 奴隷の埋葬(第一四条)
 五 奴隷制の日常 移動についての規定(第一五〜二一条)
 六 奴隷制の日常 奴隷の食事と衣服(第二二〜二七条)
 七 所有権に関する奴隷の無能力(第二八〜二九条)
 八 司法上の奴隷の無能力(第三〇〜三一条)
 九 刑法上の奴隷の責任(第三二〜三七条)
 一〇 逃亡と隠匿の罪(第三八〜三九条)
 一一 奴隷に対峙する司法と奴隷主(第四〇〜四三条)
 一二 商品としての奴隷(第四四〜五四条)
 一三 解放とその帰結(第五五〜五九条)
 一四 結語(第六〇条)

第三部 黒人法典 啓蒙の影のもとで

 第一章 奴隷たちが発言する ル・モア=ラック、クゴアーノ
 第二章 自由の蜃気楼 「復帰法」
 第三章 モンテスキューの飾言
 第四章 ルソー 言い知れぬ奴隷制
 第五章 レナルとその他の者たち 別の黒人たちに別の物言いを
 第六章 「黒人の友」たちの詭弁
 第七章 エピローグ ナポレオンからシェルシェールへ

 第一三版へのプロローグ
 第一二版へのプレリュード
  ほか

商品詳細

シリーズ名
世界人権問題叢書 119
出版社名
明石書店
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:LE CODE NOIR OU LE CALVAIRE DE CANAAN

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