黒人法典 フランス黒人奴隷制の法的虚無
発売日:2024年6月
- ページ数
- 482p
- ISBN
- 978-4-7503-5761-4
- 著者情報
- サラ=モランス,ルイ(サラモランス,ルイ)(Sala‐Molins,Louis)
カタルーニャ出身の哲学者。ローマ、パリ、フライブルクに学び、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチの指導下、ラモン・リュイ(ライムンドゥス・ルルス)についての研究で博士号を取得。ジャンケレヴィッチを継いでパリ第1大学、また、トゥールーズ第2大学で教鞭を執った。異端審問史の研究、また、法・法哲学批判の作業を経て、1987年の本書刊行後はとりわけ黒人法典と黒人奴隷制の研究に注力し、数々の関連著作を刊行している
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
近代が生み出したもっとも「怪物的な法文書」、待望の邦訳。黒人奴隷を規定・管理するためにつくられた「黒人法典」。何百万もの人々が苦しみ、奪われ、測定不能なほど破壊された奴隷制はどうして続いたのか?白人中心の聖書解釈による正当化、奴隷をモノとして扱う冷徹な法律、自由と平等を謳いながら奴隷制を無視する啓蒙思想家たち…。
1685年からビジネスのため黒人を厳格に管理・所有するための法律が世界に先駆けてフランスで制定された。聖書を都合よく解釈し黒人を物品として扱い、1848年まで続いた黒人法典の存在を無視したルソーやモンテスキューら啓蒙思想家たちを苛烈に糾弾した問題作が待望の刊行。
目次
凡例
序論
第一部 黒人法典 偏見の光のもとで
第一章 始まりの呪い
第二章 人間? それとも獣?
第三章 人間未満の獣 獣化した人間
第四章 神学者たち 白人=聖書主義と単一起源説、精神の堕落と身体の醜悪
第五章 哲学者たち 複数起源説、肌の色、自然奴隷説、白人=聖書主義
第六章 単一は平等にあらず 黒人の魂は何色か
第七章 彼らを救おう 〈天国〉への貿易によって
第八章 黒人法典
第九章 記憶と忘却 復刻の理由を説明する
第二部 黒人法典 本文と註釈
一 前文
二 カトリシズム 奴隷にとって唯一にして義務である宗教(第一〜七条)
三 同棲、結婚、奴隷に対するその民法上の帰結(第八〜一三条)
四 奴隷の埋葬(第一四条)
五 奴隷制の日常 移動についての規定(第一五〜二一条)
六 奴隷制の日常 奴隷の食事と衣服(第二二〜二七条)
七 所有権に関する奴隷の無能力(第二八〜二九条)
八 司法上の奴隷の無能力(第三〇〜三一条)
九 刑法上の奴隷の責任(第三二〜三七条)
一〇 逃亡と隠匿の罪(第三八〜三九条)
一一 奴隷に対峙する司法と奴隷主(第四〇〜四三条)
一二 商品としての奴隷(第四四〜五四条)
一三 解放とその帰結(第五五〜五九条)
一四 結語(第六〇条)
第三部 黒人法典 啓蒙の影のもとで
第一章 奴隷たちが発言する ル・モア=ラック、クゴアーノ
第二章 自由の蜃気楼 「復帰法」
第三章 モンテスキューの飾言
第四章 ルソー 言い知れぬ奴隷制
第五章 レナルとその他の者たち 別の黒人たちに別の物言いを
第六章 「黒人の友」たちの詭弁
第七章 エピローグ ナポレオンからシェルシェールへ
第一三版へのプロローグ
第一二版へのプレリュード
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 世界人権問題叢書 119
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:LE CODE NOIR OU LE CALVAIRE DE CANAAN
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。