イーサン・フロム
発売日:2024年7月
- ページ数
- 214p
- ISBN
- 978-4-560-07253-0
- 著者情報
- ウォートン,イーディス(ウォートン,イーディス)(Wharton,Edith)
1862‐1937。ニューヨークの裕福な家だったジョーンズ家に生まれる。1885年にボストンの同じく名家出身だったエドワード・ウォートンと結婚し、1913年に離婚するものの、作品はイーディス・ウォートンの名で発表した。庭園やインテリアのデザイナーとしても活躍し、自ら建物や庭をデザインした邸宅「ザ・マウント」は、現在、米国国定歴史建造物に指定されている。1911年に永住の地となるフランスへ移住し、第一次世界大戦が勃発してからは、難民や負傷兵への支援を行った。詩作や短篇小説の創作は十代の頃から行っていたものの、小説家として最初の長篇小説『決断の谷』を刊行したのは1902年、40歳でのことだった。三度のノーベル文学賞の候補に名前が挙がるも、75歳で死去
宮澤 優樹(ミヤザワ ユウキ)
1988年北海道稚内市生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。現在、金沢大学人間社会研究域准教授。イーディス・ウォートンとその盟友ヘンリー・ジェイムズの作品を中心に研究
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商品説明
マサチューセッツ州スタークフィールドで冬を過ごすことになった語り手の「私」は、足をひきずった寡黙な男をたびたび見かけていた。聞くに、イーサン・フロムなるこの土地の男で、かつてひどい「激突」を起こして以来、足が不自由になったのだという。思いがけず「私」はフロムに馬橇で駅まで毎日送迎してもらうことになるが、ある晩、ふたりは帰り道に吹雪に巻き込まれ、フロムは途上にある自宅に「私」を招き入れる。そこで「私」が目にしたものとは―。寒村の孤独、親の介護、挫かれた学業、妻の病…厳冬に生を閉ざされた主人公フロムを襲う苦難、そんな日々に射し込んだささやかな幸福、その果ての悲劇を精緻な技巧で描くアメリカ文学の古典。待望の新訳。
『無垢の時代』の作家の別の顔、待望の新訳
「ものいわぬ白い雪原のように寡黙なイーサン・フロム。その“雪”の下には、『嵐が丘』のヒースクリフを思わせる孤独な魂の死闘の物語があった」――小川公代氏(英文学者)
マサチューセッツ州スタークフィールドで冬を過ごすことになった語り手の「私」は、足をひきずった寡黙な男をたびたび見かけていた。聞くに、イーサン・フロムなるこの土地の男で、かつてひどい「激突」を起こして以来、足が不自由になったのだという。思いがけず「私」はフロムに馬橇で駅まで毎日送迎してもらうことになるが、ある晩、ふたりは帰り道に吹雪に巻き込まれ、フロムは途上にある自宅に「私」を招き入れる。そこで「私」が目にしたものとは――。寒村の孤独、親の介護、挫かれた学業、妻の病……厳冬に生を閉ざされた主人公フロムを襲う苦難、そんな日々に射し込んだささやかな幸福、その果てに待ち受ける悲劇を精緻な技巧で描くアメリカ文学の古典。
商品詳細
- シリーズ名
- 白水uブックス 253 海外小説永遠の本棚
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
- 原題
- 原タイトル:Ethan Frome
注意事項
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