勧進・国人・仏教文化 中世土佐幡多荘の寺院と地域社会

東近伸/著

発売日:2024年5月

  • 勧進・国人・仏教文化 中世土佐幡多荘の寺院と地域社会
  • 勧進・国人・仏教文化 中世土佐幡多荘の寺院と地域社会
ページ数
418p
ISBN
978-4-88877-290-7

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商品説明

人々の信仰や思想文化から、日本の中世史にあらたな光をあてる。
鎌倉期に幡多郡全域が九条家領として立荘され一条家に伝領された土佐幡多荘について、これまでの研究では主に荘園史の観点から進められてきた。しかし中世社会において、寺院は政治、経済、思想、文化などあらゆる面で地域社会の形成に大きな役割を果たしており、中世地域史においては寺院や仏教文化の研究は重要な意義がある。
『金剛福寺文書』をはじめとする寺社資料や仏像の胎内銘文、勧進状や棟札等の資料を活用しながら、中世土佐幡多荘の僧侶や地域社会に生きた人々の痕跡探り史実を解明しようと試みた示唆に富む地域史研究の書

目次

[目次]
まえがき
序 章 土佐幡多荘における地域史研究の課題と本書の目的
 第一節 土佐幡多荘について
 第二節 幡多荘と中世地域史研究の現状
 第三節 研究史料について
 第四節 本書の目的と構成
第一部 金剛福寺の勧進活動と地域社会
 第一章 観音霊場―中世金剛福寺の成立
  はじめに
  第一節 土佐国衙と金剛福寺
  第二節 幡多荘の立荘と金剛福寺
  第三節 観音霊場の成立
  おわりに
 第二章 中世金剛福音の勧進活動
  はじめに
  第一節 建長の回禄と勧進活動
  第二節 正応の回禄と寺領の拡大
  第三節 嘉元大検注と津倉渕の寄進
  第四節 延慶の回禄と心慶の勧進活動
  第五節 金剛福寺の院主たち―南仏、快慶、心慶、定慶について
  おわりに
 補論1 金剛福寺本尊千手観音立像胎内資料について
  はじめに
  第一節 胎内納入品、結縁書に見る人々の信仰
  第二節 結縁交名紙札について
  第三節 僧侶の結縁交名について
  おわりに
 第三章 幡多荘船所と観音信仰
  はじめに
  第一節 金剛福寺と船所職
  第二節 末寺観音寺の社会経済活動
  第三節 観音信仰と末寺飯積寺の役割
  おわりに
 補論2 飯積寺(いづみじ)十一面観音像造像銘に見える仏師・圓海について
  第一節 飯積寺(いづみじ)十一面観音像
  第二節 仏師圓海
第二部 寺社資料に見る国人の動向と信仰
 第一章 中世の大方郷と国人入野氏
  はじめに
  第一節 東福寺領土佐国幡多荘大方郷について
  第二節 一条教房の土佐下向と入野氏
  第三節 寺社資料にみる入野氏
  第四節 入野氏の没落
  おわりに
 第二章 土佐一条家の成立と国人加久見(かぐみ)氏
  はじめに
  第一節 一条家の幡多荘直務支配と加久見氏
  第二節 加久見氏と金剛福寺の関係について
  第三節 土佐国衆加久見兄弟について
  第四節 蓮光寺鋳鐘勧進の目的と背景
  おわりに< ほか

商品詳細

出版社名
22世紀アート
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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