泉鏡花きのこ文学集成
発売日:2024年6月
- ページ数
- 251p
- ISBN
- 978-4-86793-032-8
- 著者情報
- 泉 鏡花(イズミ キョウカ)
1873年金沢市生まれ。1893年、「京都日出新聞」の「冠弥左衛門」連載でデビュー
飯沢 耕太郎(イイザワ コウタロウ)
1954年生まれ。写真評論家、きのこ文学研究家
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商品説明
“世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成!『原色版 日本菌類図説』より190種以上のきのこ図版を収録!その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付!
「牛肉のひれや、人間の娘より、柔々(やわやわ)として膏(あぶら)が滴る……甘味(うまい)ぞのッ」
“世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成!
『原色日本菌類図鑑』より、190種以上のきのこ図版を収録!
その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付!
お姫様は茸(きのこ)だものをや。
紅茸と言うだあね、薄紅(うすあこ)うて、白うて、美い綺麗な婦人(おんな)よ。
山路はぞろぞろと皆、お祭礼(まつり)の茸だね。坊様も尼様も交ってよ、尼は大勢、びしょびしょびしょびしょと湿った処(ところ)を、坊主様(ぼんさま)は、すたすたすたすた乾いた土を行く。湿地茸(しめじたけ)、木茸(きくらげ)、針茸、革茸(こうたけ)、羊肚茸(いぐち)、白茸、やあ、一杯だ一杯だ。
初茸なんか、親孝行で、夜遊びはいたしません、指を啣(くわ)えて居るだよ。……さあ、お姫様の踊がはじまる。(「茸の舞姫」より)
目次
化鳥
清心庵
茸の舞姫
寸情風土記
くさびら
雨ばけ
小春の狐
木の子説法
編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花 飯沢耕太郎
商品詳細
- 出版社名
- 作品社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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