娘が母を殺すには?

三宅香帆/著

発売日:2024年5月

  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
  • 娘が母を殺すには?
ページ数
223p
ISBN
978-4-911149-01-0

¥2,420 税込

11 nanacoポイント

11 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

「母」の呪いに、小説・漫画・ドラマ・映画等のフィクションはどう向き合ってきたのか?
『人生を狂わす名著50』『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』の三宅香帆が、「母」との関係に悩むすべての「娘」たちに贈る、渾身の文芸評論!

「毒母」「呪い」「母がしんどい」「母が重い」――いまや社会現象となっている「母と娘の葛藤」は、フィクション作品の中でも繰り返し描かれ、その解法が探られてきた。

本書では、注目の若手批評家・三宅香帆の視点をもとに、「母と娘の物語」を描いた作品を分析し、「母娘問題」のひとつの「解」――「母殺し」の具体的方法を提示する。

「あまりに物騒なタイトルに、いささか驚いた人もいるかもしれないが、もちろん「母殺し」とは、物理的な殺人を意味するものではない。そうではなく、本書で主張したいのは、古来多くのフィクションが、息子の成熟の物語として「父殺し」を描いてきたように、娘もまた精神的な位相において「母殺し」をおこなう必要があるのではないか、ということだ。」――まえがきより

【本書で取り上げる作品一覧】
『イグアナの娘』『ポーの一族』『残酷な神が支配する』萩尾望都/『砂時計』芦原妃名子/『日出処の天子』山岸凉子/『イマジン』槇村さとる/『なんて素敵にジャパネスク』氷室冴子/『乳と卵』川上未映子/『爪と目』藤野可織/『吹上奇譚』『キッチン』『大川端奇譚』吉本ばなな/『銀の夜』角田光代/『凪のお暇』コナリミサト/『SPY×FAMILY』遠藤達哉/『Mother』『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』坂元裕二/『くるまの娘』宇佐見りん/『愛すべき娘たち』よしながふみ/『私ときどきレッサーパンダ』ドミー・シー/『娘について』キム・ヘジン/『肥満体恐怖症』『最愛の子ども』松浦理英子/『母という呪縛 娘という牢獄』斎藤彩

【目次】
第一章 「母殺し」の困難
1 母が私を許さない 
2 母が死ぬ物語―「イグアナの娘」『砂時計』「肥満体恐怖症」 
3 「母殺し」はなぜ難しいのか?

第二章 「母殺し」の実践
1 対幻想による代替―1970〜1980年代の「母殺し」の実践 
2 虚構による代替―1990年代の「母殺し」の実践 
3 母を嫌悪する―2000年代以降の「母殺し」の実践

第三章 「母殺し」の再生産
1 自ら「母」になる―もうひとつの「母殺し」の実践 
2 夫の問題 
3 父の問題 

第四章 「母殺し」の脱構築
1 母と娘の脱構築 
2 二項対立からの脱却 
3 「母殺し」の物語

目次

まえがき

第一章 「母殺し」の困難
1 母が私を許さない 
・「それは母が、ゆるさない」 
・2018年の滋賀医科大学生母親殺害事件の存在 
・「私の行為は決して母から許されません」 
・なぜ「母から許されたい」と思ってしまうのか 
・ 大人になるとは「父殺し」をすることである 
・どうすれば「母殺し」は可能になるか? 
・「できれば母/娘と仲良くいたい」 
・「母と娘の物語」を読む 

2 母が死ぬ物語―「イグアナの娘」『砂時計』「肥満体恐怖症」 
・「イグアナの娘」と母の呪い 
・『砂時計』が見せる「母殺し」の困難さ 
・「肥満体恐怖症」と母への愛着 
・「母を許せない自分」を愛せない 

3 「母殺し」はなぜ難しいのか? 
・戦後日本の専業主婦文化が生んだ母娘密着 
・「母」が専業主婦じゃなくなっても 
・ ジェンダーギャップと娘にケアを求める母 
・「母殺し」が困難な社会で 

第二章 「母殺し」の実践
1 対幻想による代替―1970〜1980年代の「母殺し」の実践 
・『残酷な神が支配する』と母娘の主題 
・「母に代わるパートナーを見つける」という「母殺し」 
・「ポーの一族」と永遠のパートナー 
・落ちる母、飛ぶ娘 
・山岸凉子のキャラクターはなぜ「細い」のか? 
・『日出処の天子』の母の嫌悪とミソジニー 
・「母と娘の物語」として読む『日出処の天子』 
・母の代替の不可能性 
・『日出処の天子』「ポーの一族」それぞれの代理母 
・厩戸王子が「母殺し」を達成する方法はなかったのか? 

2 虚構による代替―1990年代の「母殺し」の実践 
・アダルト・チルドレンと1990年代 
・1990年代の「自由な母」という流行 
・戦後中流家庭の「親」への抵抗 
・「母のような女になること」がゴールの物語 
・「母殺し」の必要がない「 ほか

商品詳細

出版社名
PLANETS/第二次惑星開発委員会
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ