小選挙区制は日本をどう変えたか 証言 改革の夢と挫折
発売日:2024年6月
- ページ数
- 186p
- ISBN
- 978-4-00-061643-0
- 著者情報
- 久江 雅彦(ヒサエ マサヒコ)
1963年生まれ。共同通信社特別編集委員。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。毎日新聞社を経て共同通信社に入社。政治部で首相官邸、自民党、新進党、防衛省、外務省を担当し、2000年から03年までワシントン特派員。政治部担当部長、整理部長を経て現職。杏林大学客員教授、「防衛省・自衛隊の人的基盤の強化に関する有識者検討会」の委員も務める
内田 恭司(ウチダ キョウジ)
1967年生まれ。共同通信社編集委員兼論説委員。慶應義塾大学法学部卒業。共同通信社に入社後、政治部で首相官邸、自民党、民主党、外務省などを担当。政治部次長、担当部長、整理部長などを経て、2022年より現職
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商品説明
小選挙区比例代表並立制の導入から三〇年。二〇〇九年には民主党による政権交代が実現したが、掲げられた理想とは裏腹に、政策を軸とした二大政党制は生まれず、自民党一強のもと派閥の裏金、世襲議員の跋扈、投票率の低下など、この国は政治の歪みに喘いでいる。なぜ、選挙制度改革は失敗したのか。河野洋平、細川護煕、石破茂、野田聖子、岡田克也をはじめとする政治家、田原総一朗、佐々木毅などジャーナリスト、政治学者などの証言から問う「こんな政治に誰がした」。
小選挙区比例代表並立制の導入から三〇年。理想とは裏腹に、政策を軸とした二大政党制は生まれず、派閥パーティー裏金問題、議員の質の劣化、議会機能の低下など政治の歪みに喘いでいる。なぜ改革は失敗したのか。河野洋平、細川護熙、石破茂ら政治家、田原総一朗などジャーナリストの肉声から問う「こんな政治に誰がした」
目次
はじめに 日本の民意を体現する選挙制度を考える…………久江雅彦
第1章 金権政治打破から改革は始まった
想定外だった解散権の乱発…………元東京大学学長 佐々木 毅
少数意見の排除、失われた多様性…………元自民党総裁 河野洋平
政権交代こそが改革の原点…………元内閣総理大臣 細川護熙
長期の自公連立政権という矛盾…………慶應義塾大学名誉教授 曽根泰教
第2章 小選挙区制と自民党
女性の政治進出を担保するクオータ制が必要…………自民党衆議院議員 野田聖子
選挙制度改革は権力闘争の手段にすぎなかった…………元自民党副総裁 山崎 拓
政党は物言えぬ空気に覆われてしまった…………元自民党幹事長 石破 茂
国民の支持層分布と制度の深い溝…………選挙・政治アドバイザー 久米 晃
第3章 政権交代の夢と現実
「熱病」から覚めて見えてきた蹉跌…………自民党衆議院議員 船田 元
世襲の跋扈、政治の劣化を招いた…………元新党さきがけ代表代行 田中秀征
小選挙区制は間違っていない…………立憲民主党幹事長 岡田克也
執行部に権力が集中し、腐敗の温床に…………立憲民主党参議院議員 辻元清美
第4章 選挙制度と国民
制度改革の失敗を認め、今こそ変えるとき…………ジャーナリスト 田原総一朗
英国の理想化という陥穽…………政治アナリスト 伊藤惇夫
「その先」の考察不足だった選挙制度改革…………早稲田大学教授 高安健将
制度を変えれば意識が変わる
衆議院に中選挙区比例代表制を…………駒澤大学名誉教授 大山礼子
おわりに 埋まらなかった理想と現実の溝…………内田恭司
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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