森の歌がきこえる
発売日:2024年7月
- ページ数
- 37p
- ISBN
- 978-4-03-352190-9
- 著者情報
- 田島 征三(タシマ セイゾウ)(Insixiengmay,Leuthmany)
1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』でブラチスラバ世界絵本原画展金のりんご賞、『ふきまんぶく』で講談社出版文化賞絵本賞、『とべバッタ』で小学館絵画賞と絵本にっぽん賞、『オオカミのおうさま』で日本絵本賞、『つかまえた』で産経児童出版文化賞美術賞など国内外で受賞多数。2009年、新潟県十日町市の廃校をまるごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」を開館。2019年、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「Nさんの人生絵巻」を制作
インシシェンマイ,ルートマニー(インシシェンマイ,ルートマニー)
1954年、ラオスのサバナケート県生まれ。ドンドーク大学卒業後、情報文化省に入省して舞台劇やサーカスを担当。フランスでのピエロの研修をへて、2000年にオブジェクトシアター「カーボン・ラオ」を設立。2010年、劇制作におけるアーティストに贈られる賞を受賞。2014年、ラオス芸術協会に入会、演劇担当。2015年に情報文化省・人形劇局を退職後、人形やアート作品の制作に専念している
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商品説明
その森には、ピーという精霊たちがすんでいて、村人たちから、うやまわれていた。ラオスへの取材を重ね、田島征三が描く森の再生と愛の物語。ラオスのアーティストのオブジェをコラージュした合作絵本。
ときおり、どこからか風にのって美しい歌声がきこえてくる森の中の小さな村に、ノイという少年がすんでいた。あるときやってきた見しらぬ男に言われるまま、村人が〈金もうけの木〉を植えはじめてから、森は荒れ、ノイは母さんのための薬草をさがしに、いつもよりずっと遠くまでいかなければならなくなった。ある日ノイは、深い森の奥で、歌をうたいながら織物をおっている女を目にする。そして、その織物のすばらしさに目がくらみ、思わずそれをぬすんでしまった。
ラオスへの現地取材を重ね、田島征三が描く森の再生と愛の物語。ラオスのアーティスト、インシシェンマイのオブジェをコラージュした合作絵本。
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
ラオスの森の絵本作成ということで、ラオスのアーティストとタッグを組んだこの作品は、目が飛び出るくらいパワフルで、限りなくアートだと感じました。人形やオブジェの迫力が半端ありません。その作品群を田島さんは協調し合う形で、物語を展開していきます。それは、生物多様性への思いと、自然環境保全を絶対テーマとする田島さんの真骨頂でしょう。安易な開発によって、村の生活は苦しくなり、村を守る精霊たちは姿を消しました。母子二人暮らしだったノイの母親も死んでしまいます。その上精霊たちの怒りで、大洪水が起こります。その洪水に巻き込まれたノイは、一人の少女を助けあげ、ともに昔の森を再生し始めるのですが。予測できなかった展開の伏線は、ノイの犯した過ちのせいでしたね。綺麗ごとではない泥臭い作品です。物語の中で、オブジェたちがこちらを睨みつけているような、気迫がありました。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
商品詳細
- 出版社名
- 偕成社
- サイズ
- 26×26cm
- 対象年齢
- 小学12年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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