日本社会とポジショナリティ 沖縄と日本との関係、多文化社会化、ジェンダーの領域からみえるもの

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ページ数
488p
ISBN
978-4-7503-5754-6
著者情報
池田 緑(イケダ ミドリ)
大妻女子大学社会情報学部准教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学(2000年)。専門は、社会学、コロニアリズム研究、ジェンダー研究

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商品説明

「女性って大変だね。頑張ってください、応援しています」―このような発言が相手を傷つけるのをなぜ理解できないのか?ポジショナリティを読み解くと、集団に起因する不平等や差別が個人の間で現れる諸相がみえてくる。沖縄と日本、ジェンダー、多文化化など、現代日本の具体的な事例の動態を読み解き、状況変革への共通了解と協働条件を探る。

集団に起因する不平等や差別。それが個人同士の間で現れる諸相を捉える視点としてのポジショナリティ。沖縄と日本との関係、性差・ジェンダー、多文化社会化など、定量的調査を含む現代日本の具体的な事例から動態を読み解き、状況変革への共通了解と協働条件を提示する一冊。

目次

序章 日本社会におけるポジショナリティの諸問題[池田緑]


第1部 ポジショナリティという“問題”

第1章 ポジショナリティの構造と現れ[池田緑]


第2部 沖縄と日本をめぐるポジショナリティ

第2章 「日本人」と「沖縄人」――ポジショナリティ・アイデンティティ・政治的主体をめぐる一考察[高橋哲哉]
第3章 ポジショナリティ分析で何が分かるのか――「沖縄の基地問題」をめぐる「受益圏/受苦圏」概念を手がかりとして[桃原一彦]
第4章 「県外移設」の「留保なき拒否」で浮かび上がるもの――鹿野政直さんへ、カマドゥーからの手紙[知念ウシ]
第5章 当事者性の薄い問題に対するマジョリティとマイノリティの意識――在沖米軍基地問題とジェンダー問題を中心に[玉城福子]
付論 「沖縄の米軍基地問題」をめぐる沖縄社会と日本社会との齟齬――2019年定量調査の結果と分析から[桃原一彦]


第3部 日本社会の複数性とポジショナリティ

第6章 ポジショナリティを認識すること――多文化共生教育の観点から[山根俊彦]
付論 交流経験と外国人への差別意識[定松文]


第4部 性差の諸問題をめぐるポジショナリティ

第7章 ジェンダー・イシューをめぐる相互行為をポジショナリティ論から読み解く[江原由美子]
第8章 DVとポジショナリティ――支援者と被支援者の関係性に着目して[小川真理子]
第9章 育児をめぐる世代間の対立はなぜ起こるのか――ポジショナリティの視点からの考察[仁科薫]
付論 ジェンダー・バイアスの源泉を探る[定松文]


第5部 ポジショナリティの可能性

第10章 権力関係を露現させる用語とポジショナリティ――「人材」の使用をめぐって[定松文]
第11章 ポジショナリティ研究の視点と方法――経験的概念という枠組みから[池田緑]


 あとがき

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
20cm
フォーマット
単行本

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