一歩進んだ日本語教育概論 実践と研究のダイアローグ
発売日:2024年3月
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商品説明
日本語を学ぶことの先にある、社会づくりを視野に入れた日本語教育へ――
日本人と外国人双方にとってより良い社会を実現するために、日本語教育ができることは何か。
本書は教育実践と研究活動を切り離すのではなく、両者を往還することで、新しい日本語教育の創造を試みる。
実践と研究のあり方を考え、日本語教育についての基本的な視点や姿勢を理解することを目指す入門的概説書。
執筆者たちが自身の研究テーマを当該分野との出会いから紹介し、研究動向を含めてわかりやすく解説する。
第1部「理論編」では主として研究の視点から日本語教育にアプローチする。
第二言語習得研究におけるインタラクション、学習者オートノミー、対話とコミュニケーション、ナラティブとアイデンティティ、相互行為、日本語教育政策といった各トピックにおける研究に触れ、それぞれのトピックがどのように実践につながるかを論じる。
第2部「実践編」では専門家としての執筆者たちの視点から、実践への関わりや実践のありようについて紹介する。
海外における教育、難民・子供・就労者を含めた日本在住の外国人の生活に応じた学習支援、多文化共生のまちづくり、多文化間共修などの実践について触れ、それぞれの実践と研究的知見の関連や、実践と研究の往還のあり方について論じる。
目次
はじめに
第1部 理論編
第1章 日本語教育者の責任としての実践と研究のダイアローグ─教育実践と研究実践のポリフォニー(西口光一)
はじめに
1 課題としての研究と実践の乖離
2 研究と実践のダイアローグに向けて
3 21世紀初頭の日本語教育者
4 むすび
第2章 母語話者主義を超えた言語学習とは─VUCAの時代における批判的認識の重要性(義永美央子)
1 はじめに
2 第二言語習得研究におけるインタラクション研究
3 VUCAの時代における言語の学習・教育
4 「母語話者」「非母語話者」の再考
5 学習者オートノミーと教師の役割
6 学び方を学ぶ─学習者オートノミーを育む授業の実践
7 おわりに
第3章 日本語教育における言語観の再検討─自他関係に支えられる発話行為とナラティブ的現実(佐川祥予)
1 はじめに
2 ことばとは何か─LSヴィゴツキーとMMバフチン
3 物語るという行為
4 言語活動の実践現場
第4章 ナラティブとアイデンティティ─自分の世界を創造するために(嶋津百代)
1 ナラティブと私
2 ナラティブとアイデンティティ─私たちの価値観と世界観
3 ナラティブとアイデンティティを研究する
4 日常にナラティブを見つける
5 おわりに─私のことばの教育、ナラティブとともに
第5章 会話分析で何がわかるのか─「当たり前」を創り出す相互行為のリアリティ(森本郁代)
1 はじめに
2 会話分析とは何か
3 会話分析に対する疑問
4 日本語教育と会話分析の接点
5 おわりに
第6章 日本語教育政策研究は何をめざすのか─人文学としての日本語教育学と学際性(神吉宇一)
1 私と研究の関わり
2 日本語教育政策への注目
3 これまでの日本語教育における政策研究
4 日本語教育に対する人々の関心と政策的な目的
5 日本語教育政策研究の展望
6 おわりに
第2部 実践編
第7章 海外の日本語教育支援と教師派遣─教師が現地に飛び込む意味(西野藍)
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 大阪大学出版会
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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