日本の繊維と人 2「衣服造形家が訪ねた、棉、木綿、楮、竹、蜀黍、稲…」
発売日:2024年4月
- 巻の書名
- 衣服造形家が訪ねた、棉、木綿、楮、竹、蜀黍、稲…
- ページ数
- 206p
- ISBN
- 978-4-7998-0210-6
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商品説明
土地に生きた人たちの姿が浮かぶ「日本の繊維」。骨董でも過去を懐かしむノスタルジーのための物品でもなく、そこには、コンテンポラリー・アート(同時代芸術)のように、大きな感動が潜む出来事や物語、生きるための問いがある。日本の気候風土の元、繊維と懸命に生きた人々の「生命の美」の姿であり、「今を生きる意味」や、「明日を生きるための希望」を私たちに与えてくれる。本書では「日本の繊維」そして「人」とは、どのような物であり、この国に生きた人たちは、どのように繊維と関わり、どのような生き方をし、どのような「美」を紡ぎだしてきたのか、これまで著者が、各地を訪ね出会った「日本の繊維と人」による造形活動を通して、繊維を見つめてゆく。
第2巻では、「木綿」「綿」「禾」「稲」をとりあげ、それぞれの材と人との関わりを、実際にそれぞれの材に携わる人々の生き方を通して見つめる。衣服造形研究者が、日本をめぐり繊維を採り、生きた人々の歴史を紐解き、日本各地で繊維文化に関わる人々を訪ね得た「今を豊かに生きる意味」と感動を綴る。待望の第2巻。
目次
"五章 木綿 ゆう
1 ""ゆう""の繊維
白い樹皮 昔の白色は、植物の「素」の色「生成り」
茨城県結城市へ 『古語拾遺』に書かれた、結城郡の名
2 四国 木頭の楮繊維
四国の地殻 中央構造線周辺で採取される、朱の辰砂
土地が生む信仰と辰砂 土地に育つ植物とその繊維
徳島県木頭へ 阿波太布製造技法保存伝承会により継がれる技
太布2千反 その時代は夜なべして太布を織るしかなかった
思い出の繊維・布 おばあさんやお母さんから太布を教えてもらった
12ヒボリで1反 ヒボリという単位で、糸を作り布を織る
3 阿波 繊維を生む山が織りなす幽玄
雲早山を越える 霧と雲が織りなす幽玄な世界
阿波忌部と楮 穴吹の「しらたえ織り」
木屋平村史の繊維 太布は?の皮もて織れるものにて麻布にはあらず
阿波の楮 繊維から紙が漉かれてきた
4 楮の繊維を漉き、和紙に
紙の始まり 植物の繊維から作られる
紙の伝来 繊維を水中で漉いて作る
柔軟性ある和紙 織らないで作る布「不織布」
パピルス草 英語の「paper」の語源
5 白石 和紙の衣服繊維
清浄な紙子 僧侶の衣服にも使われた
宮城県白石市へ 白石の楮繊維
幸福の和紙 五節を通して、五穀豊穣、豊かな心を願う
美しい紙布 縦に繊維が並ぶように薄く漉く
白石和紙 拓本染 版木の彫刻文様が、和紙の凹凸に浮かぶ
6 元結、水引、紙の紐
元結 髷を結うための紙の紐
長野県飯田市へ 多くの古墳が残る要衝地、繊維の伝統
水引 遣隋使が伝えた紅白の紐
飯田の水引 紙が撚糸機で1本の紙紐になる
7 熊本と渡来人、和紙の繊維
熊本県和水町へ 渡来人が日本に伝えた繊維の力
山鹿の灯籠 1mmにも満たない紙端同士を糊で留める
ほか"
商品詳細
- 出版社名
- スタイルノート
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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