中国共産党の神経系 情報システムの起源・構造・機能
発売日:2024年6月
- ページ数
- 424,45p
- ISBN
- 978-4-8158-1152-5
- 著者情報
- 周 俊(シュウ シュン)
1987年中国湖南省に生まれる。2020年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了、第16回太田勝洪記念中国学術研究賞受賞。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科助教、博士(学術)
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商品説明
秘密主義のベールを乗り越える。毛沢東ら共産党中枢は、全知の支配者でも無知な指導者でもなかった。社会の実態を掴むべく形作られた制度はどのように作動したのか。今日にも通底する、一党支配下の情報収集・利用のあり方を膨大な史料により解明、中国政治の理解を一新する。
秘密主義のベールを乗り越える──。毛沢東ら共産党中枢は、全知の支配者でも無知な指導者でもなかった。社会の実態を掴むべく形作られた制度はどのように作動したのか。今日にも通底する、一党支配下の情報収集・利用のあり方を膨大な史料により解明、中国政治の理解を一新する。
目次
序 章 一党支配体制は情報をいかに収集・処理したか
1 本書の主題
2 先行研究とその問題点
3 定義、用語、方法、資料
4 本書の構成
第1章 閉じられた情報環境
?? 秘密保持制度の起源と実態
はじめに
1 秘密主義の源流と1949年前後の内外情勢
2 秘密保持制度の形成と変容
3 秘密保持制度の実態
4 制度改革の兆候と挫折
5 永遠の秘密主義 ?? 成功体験、支配道具、強迫観念
おわりに
第2章 密使が行き交う秘密通信網
??「機要交通」と「機要通信」の制度的展開
はじめに
1 秘密通信網とは何か
2 党委員会主導体制の出現と蹉跌(1921-50)
3 秘密通信網の模索期(1951-56)
4 党委員会と郵便局の二元体制の成立(1957-)
おわりに
第3章 官僚制と情報収集
??「請示報告制度」の歴史的展開とその実態
はじめに
1 分断化したレーニン主義政党 ?? 報告制度の発足(1923-48)
2 本格的なレーニン主義政党への試み1 ?? 報告制度の統合(1948-51)
3 本格的なレーニン主義政党への試み2 ?? 報告制度の集権化(1951-)
4 報告制度の病理と毛沢東の解決策
おわりに
第4章 擬似的な報道の自由
?? 新華社の機密レポート『内部参考』の世界
はじめに
1 『内部参考』の起源、性格および位置付け
2 『内部参考』の編集・発行体制とその由来
3 『内部参考』と共産党の権力関係
おわりに
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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