王墓の謎

河野一隆/著

発売日:2024年5月

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ページ数
236p
ISBN
978-4-06-535812-2
著者情報
河野 一隆(カワノ カズタカ)
1966年、福岡県生まれ。東京国立博物館学芸研究部長。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学、奈良大学)

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商品説明

なぜ人類は世界各地で王墓を築いたのか?古代史ミステリーの「定説」を覆す!

「王墓はなぜ築かれたのか?」
本書のテーマは、この素朴な疑問である。
エジプトのファラオが築いたピラミッド、中国の皇帝たちが造った山陵など、
人類史には王の埋葬のためのモニュメントが数多くある。
それらは、王が自らの権力を誇示するために築造したと考えられている。
したがって、王墓の大きさは権力の大きさに比例する、
王墓は王の権力の象徴にほかならない、という理解が常識とされており、
教科書にもそう書かれている。
しかし、本書ではこの定説に真っ向から反論し、
新たな視野から王墓を理解することを目的とする。

本書では、王墓にまつわる次のような謎に挑む。
・「王墓=権力の象徴」説は、いかにして定説になったのか
・王墓は、権力者が命じた強制労働の産物なのか
・墓造りのエネルギーを、なぜ農地の拡大や都市整備に投下しなかったのか
・葬られたのは「強い王」か「弱い王」か
・高価な品々が、なぜ一緒に埋められたのか
・なぜ人類は、世界各地で王墓を築いたのか?
・「大洪水伝説」が残る地域と、王墓の誕生した地域が重なるのはなぜか
・王墓は、危機に瀕した社会が生き残るための最終手段か
・王が神格化され強大な権力を持つと、王墓が衰退するのはなぜか

この本は、「王墓=権力の象徴」というステレオタイプな理解で停止してしまっている
私たちの思考を根本から問い直すものである。

王墓は、王自らの権力欲のためのものではなく、
人々が自ら進んで社会の存続を王に託した時に、はじめて誕生する。

王墓は、王を神へ捧げるための舞台であり、
権力や富の集中を防ぐために、人類が発明した優れた機構なのだ!

古代史ミステリーの「定説」を覆す、必読の書!

目次

第1章 王墓の謎とは何か?
第2章 王墓は誰の墓なのか?
第3章 王墓は都市文明の副産物なのか?
第4章 王墓の規模は、なぜ断続的に大型化したり縮小したりするのか?
第5章 王墓にはなぜ高価な品々が副葬されたのか?
第6章 王墓はなぜ時代・地域を超えて築かれたのか?
第7章 王墓はなぜ衰退したのか?
第8章 王墓が解体すると、なぜ国家は成熟するのか?
第9章 王墓が人類史にもたらしたものは何か?

商品詳細

シリーズ名
講談社現代新書 2745
出版社名
講談社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

注意事項

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