南イタリアの食とテリトーリオ 農業が社会を変える
発売日:2024年3月
- ページ数
- 283p
- ISBN
- 978-4-561-66249-5
- 著者情報
- 木村 純子(キムラ ジュンコ)
法政大学経営学部教授。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。フランス農業専門職大学院(´Ecole Sup´erieure d’Agriculture)客員講師、2012年から2014年までヴェネツィア大学客員教授。専門はテリトーリオ、地理的表示(GI)保護制度、地域活性化、SDGs。農林水産省の地理的表示登録における学識経験者、財務省の国税審議会委員他
陣内 秀信(ジンナイ ヒデノブ)
法政大学江戸東京研究センター特任教授。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。パレルモ大学、トレント大学等の契約教授を務めた。国交省都市景観大賞審査委員長他。受賞歴:地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章、ローマ大学名誉学士号、アマルフィ名誉市民他。著書:『東京の空間人類学』(1985、筑摩書房、サントリー学芸賞)他多数
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
グローバル化に対抗し、南イタリアの地で奮励努力する“農”の生産者たちの思いと活動を、フィールド調査を通してヴィヴィッドに描く。日本の農村再生に邁進する人々に贈る新文明論。
2022年3月刊の『イタリアのテリトーリオ戦略』は5刷を数え、農村振興・まちづくり、イタリアの食文化に関心のある方々に大変な好評を得、書評も多数掲載された。
本書は、都市と農村を有機的に連携させるテリトーリオ戦略について、さらに具体例を通して多角的に掘り下げて論じている。そして調査・分析の対象としたのは、かつて開発が遅れ、マフィアも跋扈していた南イタリアの、アマルフィ海岸およびナポリ郊外のカゼルタ周辺である。
日本の農村は新自由主義的フレームワークにより効率化・大型化・スピード化が進み、疲弊・衰退していると言う。その一方でイタリアの農村は国内外の人々を惹きつけ訪問客が絶えない。
そこでは農産物・食品のサプライチェーンが深化しつつ、農業が多角化し、地域資源の有効利用を実現した結果、EUの新農村振興パラダイムが花開いている。そして小農が大きな役割を果たし、地域循環型・高付加価値化による、経済価値と非経済価値のバランスを取った農業が実現しているという。
前著に続き、かねてより当該地域にネットワークを築いてきた木村氏・陣内氏を編著に迎え、食や農村・農業のスペシャリストが、農と食、そしてテリトーリオについての知見を惜しみなく披露する。本書も日本の読者から高く評価されるであろう。
目次
序 章 フィールド調査から読むイタリアの〈食〉とテリトーリオ
第1部 カンパニア州のフィールド調査:アマルフィ海岸とカゼルタ周辺の平野部
第1章 アマルフィ海岸の特質:歴史、地理、風景、社会経済の視点から
第2章 栄光からの凋落、そして甦りつつあるカゼルタ・エリア
第2部 個別論考
第3章 カンパニア調査から導かれるパラダイム転換のシナリオ
第4章 テリトーリオに根ざした農業による豊かな社会の実現
第5章 多機能性、地域資源、サービスによる新たな農業振興:アマルフィ海岸の事例
第6章 マッセリアの再生に見るブーリアの田園
第7章 イタリア産オリーヴオイルの高品質化プロセス
第8章 テリトーリオへの帰還:イタリアにおけるコモン(ズ)としての都市農園
終 章 日本における新しい農村振興への詩論
商品詳細
- シリーズ名
- 法政大学イノベーション・マネジメント研究センター叢書 26
- 出版社名
- 白桃書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。