「問題を見いだす」理科授業 マンガでわかる導入場面

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ページ数
159p
ISBN
978-4-491-04931-1
著者情報
寺本 貴啓(テラモト タカヒロ)
國學院大學人間開発学部教授、博士(教育学)。1976年兵庫県生まれ。専門は、理科教育学・学習科学・教育心理学。特に、教師の指導法と子どもの学習理解に関する研究、学習評価、CBTによるテスト開発に取り組んでいる。また、小学校理科の全国学力・学習状況調査問題作成・分析委員、学習指導要領実施状況調査問題作成委員、教科書編集委員、NHK理科番組委員等を経験し、小学校理科を中心に研究を進めている

有本 淳(アリモト ジュン)
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官。1969年大阪府生まれ。大阪市の小学校の指導教諭を経て、平成30年4月に国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部学力調査官に就任、令和4年4月より現職。平成25年から小学校理科の全国学力・学習状況調査問題作成・分析委員等を経験し、平成27、30年、令和4年度の小学校理科調査に携わる。また、日々、全国を回りながら学習指導要領の周知とともに、教育課程の基準に関する理科の専門的、技術的な指導及び助言に当たっている

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商品説明

理科の導入23事例をマンガで解説!「注目」→「着目」の流れ、教師の声かけが一目瞭然の授業展開モデルを掲載!

問題解決の第一歩「問題を見いだす」場面はこうつくる!

本書の概要

理科授業の要である「問題解決」が子ども主体の学習になるかどうかは、「問題を見いだす」段階にかかっていると言っても過言ではない!子ども自身が問題を見いだしやすくなるような導入の工夫やポイントを解説するとともに、導入場面の授業実践23例をマンガで紹介。「注目」→「着目」の流れ、教師の声かけのコツなど、「問題を見いだす」ための工夫が満載の導入攻略本。


本書からわかること

「問題」は子ども自身が見いだすもの

現行の学習指導要領では「問題を見いだす力」を育成し、評価することが求められています。そのため、まずは一人一人が「個人の問題」を見いだせるようにすることです。最初から全体で「学級の問題」を設定したり、教師から問題を与えたりする授業では、一人一人の「問題を見いだす力」を育成することができません。「個人の問題」を見いだす場面では、教材やその提示方法を工夫し、視点を絞ることによって、ばらつきを軽減することができます。「個人の問題」を尊重しながら、それらを「学級の問題」として集約していく過程が大切なのです。


「注目」→「着目」の順番で問題へと導く

「注目」はある事象に対して視線を注ぐこと、「着目」はさらに関心を寄せて、仕組みや関係性などを考えることであると、本書では解釈しています。導きたい問題に向けて、どこに注目し、さらに何に着目すればよいのかを考えながら、子どもの視線が向かうようにするための工夫をします。その工夫とは、比較対象を効果的に提示したり、子どもの気付きを促すような声かけをしたりすることなどが挙げられるでしょう。本書では、「よい比較」のポイントや、教師の「キーフレーズ」なども詳しく解説しています。


導入場面23例をマンガで紹介!

本書では、3年の全単元から一場面ずつ&4〜6年の重要な場面の計23例、導入場面の作り方を具体的に紹介しています。教師の声かけの工夫がよくわかるマンガ、「注目」→「着目」の流れがよくわかる授業展開モデルによって、実際の授業場面でどう機能しているかを確かめることができるでしょう。

目次

はじめに

第1章 理科授業で「問題を見いだす」とは
1小学校理科で大切にしたいこと
2「問題を科学的に解決する」とは
3問題を見いだすことがなぜ大切なのか
4「問題」とは何か
5「問題を見いだす力」の評価
6つい陥りがちな導入のダメ事例10
7「注目」と「着目」で導入を考えよう

第2章 子どもが「問題を見いだす」ための指導の工夫
1理科で「問題を見いだす」には直接体験が前提
2問題を見いだしやすくする「比較」の方法
3「よい比較」をするためのポイント
4問題の4つのタイプ
5「個人の問題」と「学級の問題」の違い
6「個人の問題」から「学級の問題」を設定する
7疑問をもつには「自分で気付くこと」が大切
8教師が知っていることを必ずしも子どもが知っているわけではない
9経験に個人差があるものはあらかじめ共通の体験をつくる
10子どもから問題が出ないのは環境づくりに原因あり
11導入で絞らないと観点が広がってしまう

コラム1 「問題を見いだす」ために必要な能力

第3章 第3学年の導入場面
1光と音の性質(音)
2風とゴムの力の働き(風) 
3身の回りの生物 
4太陽と地面の様子
5ものと重さ
6磁石の性質
7電気の通り道 

コラム2 「なぜ」「どうして」が出たらどうする?

第4章 第4学年の導入場面
1金属、水、空気と温度(温度と体積)
2金属、水、空気と温度(ものの温まり方)
3雨水の行方と地面の様子
4季節と生物(春) 
5月と星(月)
6電流の働き 

コラム3 4年生以降は個人の問題をノートに記録しなくていいの?

第5章第5学年の導入場面
1電流がつくる磁力 
2ものの溶け方(溶ける量) 
3流れる水の働きと土地の変化 
4植物の発芽、成長、結実(発芽)
5振り子の運動

コラム4 予想まで考えを進めている場合、どうする?

第6章 第6学年の導入場面
1水溶液の性質 
2燃焼の仕組み
 ほか

商品詳細

出版社名
東洋館出版社
サイズ
21cm
対象年齢
教員
フォーマット
単行本

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