社会理論と社会構造「新装版」
発売日:2024年3月
- 版数
- 新装版
- ページ数
- 576,23p
- ISBN
- 978-4-622-09705-1
- 著者情報
- マートン,ロバート K.(マートン,ロバート K.)(Merton,Robert King)
1910‐2003。1910年に生れる。1931年テンプル大学卒業後、ハーヴァード大学に学び、1936年同大学助教授。41年からコロンビア大学の社会学教授を務める。同時に1971年までラザースフェルドと協力して同大学の応用社会調査書を主宰した。アメリカ社会学の指導的理論家の一人であり、社会学理論と経験的調査の相互媒介を企図する「中範囲の理論」を提唱した。2003年歿
森 東吾(モリ トウゴ)
1909年生。1932年法政大学文学部卒業。大阪大学名誉教授。前追手門学院大学教授。2001年歿
森 好夫(モリ ヨシオ)
1914年生。1938年大阪商科大学卒業。大阪市立大学名誉教授。2004年歿
金沢 実(カナザワ ミノル)
1917年生。1945年東北大学法文学部卒業。神戸大学名誉教授。2002年歿
中島 竜太郎(ナカジマ リュウタロウ)
1917年生。1942年東京大学文学部卒業。前大阪市立大学文学部助教授。1962年歿
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商品説明
T.パースンズとならんでアメリカ社会学理論の最高峰に立つ著者の主著である。第一部の「社会理論」では、従来社会学界で見られた“無計画な経験主義”的傾向をもつ社会調査と、他方における壮大な、しかし検証不能な抽象的一般理論を批判しながら、“中範囲Middle rangeの理論”の必要を提示して、社会理論と社会調査の綜合を構想する。しかも著者は、その分析の範例を提示しているのである。またここでは併せて、社会学・社会人類学・社会心理学の関係も明示され、研究者に有益な示唆を与えよう。第二部では現代社会の典型事例である、アノミー・官僚機構・準拠集団・パーソナル・インフルエンスなどの分析を試み、デュルケム、ウェーバーらの遺産を継承しつつ“知識における累積”のみごとな実例を示す。第三部「知識社会学とマスコミュニケーション」第四部「科学の社会学」はともに社会とイデオロギーの関係を扱い、“思想の経験的分析”の道を拓いた。豊かな知識、構想の巧みさ、鋭い観察―本書は読者の思考にimaginationとcreationの刺戟を与えずにはいないだろう。
T・パースンズとならんでアメリカ社会学理論の最高峰に立つ著者の主著である。
第一部の「社会理論」では、従来社会学界で見られた〈無計画な経験主義〉的傾向をもつ社会調査と、他方における壮大な、しかし検証不能な抽象的一般理論を批判しながら、〈中範囲Middle rangeの理論〉の必要を提示して、社会理論と社会調査の綜合を構想する。しかも著者は、その分析の範例を提示しているのである。またここでは併せて、社会学・社会人類学・社会心理学の関係も明示され、研究者に有益な示唆を与えよう。
第二部では現代社会の典型事例である、アノミー・官僚機構・準拠集団・パーソナル・インフルエンスなどの分析を試み、デュルケム、ウェーバーらの遺産を継承しつつ〈知識における累積〉のみごとな実例を示す。第三部「知識社会学とマスコミュニケーション」第四部「科学の社会学」はともに社会とイデオロギーの関係を扱い、〈思想の経験的分析〉の道を拓いた。
豊かな知識、構想の巧みさ、鋭い観察――本書は読者の思考にimaginationとcreationの刺戟を与えずにはいないだろう。
目次
日本語訳への序文
改訂版への序文
感謝のことば
序論
第一節 社会理論と社会調査の統合
第二節 社会学理論の系統的整理
第一部 社会学理論
I 顕在的機能と潜在的機能――社会学における機能分析の系統的整理のために
第一節 機能分析の語彙
第二節 機能分析において一般に用いられている公準
第三節 イデオロギーとしての機能分析
第四節 手続の論理
第五節 社会学における機能分析の範例
第六節 機能分析の適用される項目
第七節 顕在的機能と潜在的機能
結語
文献補遺
II 社会学理論の経験的調査に対する意義
第一節 方法論
第二節 一般的な社会学的方針
第三節 社会学的概念の分析
第四節 社会学上の事後解釈
第五節 社会学における経験的一般化
第六節 社会学理論
第七節 形成的導出と系統的整理
III 経験的調査の社会学理論に対する意義――調査の理論的機能
第一節 掘出し型
第二節 理論の作り直し
第三節 理論的焦点の転換
第四節 概念の明確化
第二部 社会的文化的構造の諸研究
序説
IV 社会構造とアノミー
第一節 文化的目標の型式と制度的規範
第二節 個人的適応様式の類型論
第三節 アノミーへの傾向
第四節 家族の役割
結語
V 社会構造とアノミー(続き)
第一節 アノミーの拡大概念
第二節 アノミーの標識
第三節 アメリカ文化における成功のテーマ
第四節 成功価値の同化における種々相
第五節 アノミーと逸脱的行動の諸形式
第六節 社会構造の変化と逸脱的行動
VI ビューロクラシーの構造とパースナリティ
第一節 ビューロクラシーの構造
第二節 ビューロクラシーの逆機能
第三節 同調過剰の構造的源泉
第四節 第一次的関係対第二次的関係
第五節 研究を要する諸問題
VII 公的ビューロクラシーにおける知識人の役割
第一節 職業類型としての知識人
第二節 知識人の地位と社会政策 ほか
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:SOCIAL THEORY AND SOCIAL STRUCTURE 原著改訂増補版の翻訳
注意事項
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