ASEANの連結と亀裂 国際政治経済のなかの不確実な針路
発売日:2024年3月
- ページ数
- 305p
- ISBN
- 978-4-7710-3845-5
- 著者情報
- 林田 秀樹(ハヤシダ ヒデキ)
1966年生まれ。神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院経済学研究科博士後期課程中退。現在、同志社大学人文科学研究所教授
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商品説明
ASEANの「連結」阻害要因は、域内にあるのか、域外からくるのか?ASEAN(東南アジア諸国連合)は、加盟国相互の利益のために連結を進めている反面、様々な要因によってその連結を脅かされてもいる。域外主要国からの関与、域内諸国の政治経済状況の双方に、そのバランスの要因を探る。
ASEANの「連結」阻害要因は,域内にあるのか,域外からくるのか?
日本ともつながりの深い東南アジア地域に位置し,ASEANという地域協力機構を構成している国々は,互いに強く結びつくことで自国経済を一層発展させ地域の政治的プレゼンスを高めようとしている.しかし,近隣アジアと世界の状況は,その思惑の実現を保証してはいない.ASEANの針路を不確実なものとしている要因に,複数分野から多角的アプローチで迫る.
目次
まえがき
第I部 世界と東アジアのなかのASEAN――政治編――
第1章 ASEAN とアジアにおけるサブリージョナル協力の戦略的意義
はじめに
1 典型としてのGMS
2 東南アジアと南アジアを結ぶ陸橋イニシアティブとGMS に見る戦略的な計算
3 一帯一路(BRI)のモデルとしてのGMS,そして新たなサブリージョン
4 中央アジアのサブリージョナル協力とその含意
5 地域の脱構築とサブリージョナル協力
おわりに
第2章 ASEANは生き残れるか――分断を誘う南シナ海,経済統合,人権問題――
はじめに
1 地域機構としてのASEAN――その特徴と関連性――
2 南シナ海問題――非効率なASEAN 主催の対話――
3 多層化する地域経済統合枠組みとASEAN
4 人権問題
おわりに
第3章 ASEAN諸国の安全保障観――米中対立への懸念,パートナーの多元化――
はじめに――ASEAN の分断?――
1 米中対立を強く懸念する「選ばされたくない」意識
2 米中以外のパートナーの模索
3 日ASEAN の安全保障協力
おわりに
第II部 世界と東アジアのなかのASEAN――経済編――
第4章 ASEAN 経済共同体(AEC)の現状と課題
はじめに
1 ASEAN経済共同体(AEC)「中間レビュー」の内容と問題点
2 ASEAN経済統合の実態
3 ASEAN経済統合の評価
おわりに
第5章 東南アジアにおける国際貿易の歴史的変遷と対日関係
はじめに
1 第2次世界大戦以前の植民地期
2 1950年代後半から1970年代までの対日貿易増大
3 20世紀最後の20年間
4 21世紀初めの構造変動と国際貿易の変容
5 外国直接投資の推移
おわりに
第6章 貿易,投資と人的往来からみる中国とASEAN の経済関係
――中国とASEAN と日本の三者関係を念頭に ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 同志社大学人文科学研究所研究叢書 64
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 23cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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