〈転生〉する川端康成 2「アダプテーションの諸相」

仁平政人/編 原善/編

発売日:2024年3月

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巻の著者
伊藤俊也/〔ほか〕執筆
巻の書名
アダプテーションの諸相
ページ数
486p
ISBN
978-4-86766-040-9
著者情報
仁平 政人(ニヘイ マサト)
東北大学大学院文学研究科准教授

原 善(ハラ ゼン)
武蔵野大学元教授

¥3,850 税込

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商品説明

川端をめぐる未来の思考に向けた無数の手がかり。文学活動とその受容のあり方に密接に結びついた映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、演劇、舞踊、オペラ、絵画、音楽、マンガ、国語教材、ゲームのキャラクター―

川端文学のオマージュ・引用やアダプテーションはどのようなものであったか。
映画・テレビドラマ・舞台芸術・マンガ・美術・音楽・国語教材・ゲームなど、川端の多様な〈転生〉のありかたを資料として網羅し、論究し尽くす。

巻頭には、漫画家・清家雪子の新作「遺書」を掲載。
研究者による論考のほか、映画・舞台に関わる3名の実作者、樋口尚文、伊藤俊也、山縣美礼によるテキストを収録。加えて1930年代から2013年12月に至るまでの、川端文学の映画化・テレビドラマ化・舞台化・コミカライズおよびキャラクター化について、網羅的に取り上げて作品ごとに解説を行っている。
資料編には、「川端康成アダプテーション関連参考文献一覧」と「川端康成〈転生〉作品年表【アダプテーション篇】」を収録。

アダプテーションは、固定した川端のイメージをなぞり補強することもあれば、川端作品の持つ意想外の特性を照らし出すことも、あるいは批評的に変形することを通して、その潜在的な可能性を浮かび上がらせることもある。既成のイメージから離れ、川端の文学と出会い、読み直し、新たな意味を持つものとして生まれ変わらせるために必携の1冊。

執筆は、青木言葉/赤井紀美/渥美孝子/伊藤俊也/稲垣裕子/今井瞳良/内田 康/過 珮慈/菅野陽太郎/杵渕由香/熊澤真沙歩/坂元さおり/東雲かやの/志村三代子/清家雪子/瀬崎圭二/田村嘉勝/崔 順愛/辻 秀平/恒川茂樹/十重田裕一/中川智寛/中村祥子/中村三春/長屋晃一/西尾泰貴/仁平政人/野末 明/芳賀祥子/長谷川 徹/原 善/原田 桂/樋口康一郎/樋口尚文/平井裕香/深澤晴美/藤森重紀/古崎康成/細島 大/堀内 京/三浦 卓/森 晴雄/森本 穫/山縣美礼/山口政幸/山田昭子/山田吉郎/山中正樹/葉 暁瑶/吉田秀樹/??野莉奈/李 雅旬/李 聖傑/劉 東波。

目次

巻頭マンガ「遺書」◯清家雪子

はじめに◯編者

I アダプテーションによる転生

01 川端康成とアダプテーションの諸問題―総論に代えて◯仁平政人

1 はじめに/2 アダプテーションの諸問題/3 川端文学と《相互原作》

02 川端文芸の映画化―作品の生命を伸ばす◯中村三春

1 はじめに/2 川端康成と映画/3 文芸の映画的次元/4 テクストの複数的な実現

03 山口百恵はなにを体現したか―「女性映画」としての川端映画◯志村三代子

1 「女性映画に与う」/2 女性映画として川端映画
3 六度目の『伊豆の踊子』(一九七四年)/4 セレモニーとしての『古都』(一九八〇年)

04 アダプテーションのモダニズム―川端康成と成瀬巳喜男◯今井瞳良

1 成瀬巳喜男と川端康成のアダプテーション
2 「家」の解体と女性たち―「浅草の姉妹」・『乙女ごころ三人姉妹』
3 夫婦の「共倒れ」を受け止める―『舞姫』/4 嫁が家長と並ぶ時―『山の音』

05 テレビドラマが描いた川端文学―テレビ黎明期から現代まで◯瀬崎圭二

1 連続テレビ小説と畑中庸生/2 ノーベル文学賞受賞と没後
3 近年のテレビドラマ化

06 川端作品のテレビドラマ化と演出家・畑中庸生の方法論◯古崎康成

1 川端康成作品の「テレビドラマ化」/2 『雪国』/3 『伊豆の踊子』
4 『母の初恋』/5 『古都』/6 畑中庸生の方法論/7 これからの川端作品

07 単眼の世界から複眼の世界へ―宮本研による『雪国』の舞台化◯赤井紀美

1 『雪国』の舞台化まで/2 宮本研版「雪国」
3 「単眼の世界」から「複眼の世界」へ―三田佳子の駒子/4 おわりに

08 舞踊劇『船遊女』はだれものか―川端康成と「宝塚情緒」◯中村祥子

1 はじめに/2 川端『船遊女』と宝塚『船遊女』
3 母呉竹も ほか

商品詳細

出版社名
文学通信
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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