やまと言葉の人間学
発売日:2024年3月
- ページ数
- 291p
- ISBN
- 978-4-8315-1662-6
- 著者情報
- 竹内 整一(タケウチ セイイチ)
1946年、長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程中退。専修大学教授、東京大学教授等を歴任。東京大学名誉教授。2023年逝去。専攻―倫理学・日本思想史
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商品説明
“やさしさ”“なつかしさ”“ただしさ”“いのり”“あわれ”“なぐさめ”“わかれ”…やまと言葉に流れる他者や事物への日常的な結びつきのあり方をそれ自体として確かめ、「撥刺たる生の内容」を担う、活きた日本語を取り戻すことを追求してきた倫理思想史家のメッセージの集大成―。
表音文字「かな」と外来の表意文字「漢字」の複合体として発達した日本語。現代では明治期より量産されてきた翻訳語やカタカナ用語も氾濫している。だが医療の場において痛みを表す言葉が「しくしく」「ずきんずきん」であるように、主観を語る「やまと言葉」は具体的な感情表現として活きつづけている。「もてなし」「かなしみ」「ただしさ」「なぐさめ」など現代に活きる「やまと言葉」を取り上げ、古典文学から歌謡曲に至る豊富な用例を踏まえて考察する。長年に亘り「やまと言葉」をつぶさに眺め考えつづけてきた著者の遺作。
目次
はじめに ―― やまと言葉で考えるということ
I 「もてなし」と「やさしさ」
□ 「もてなし」について
□ 「わざ」について
□ 「たしなみ」について
□ 「つつしみ」について
◆ 付「自粛」について
□ 「ほほえみ」について
□ 「きれいさ」について
□ 「かたじけなさ」について
□ 「いたわり」について
□ 「やさしさ」について
II 「なつかしさ」と「かなしみ」
□ 「なつかしさ」について
□ 「こいしさ」について
□ 「よろこび」と「たのしみ」について
□ 「しあわせ」について
□ 「かなしみ」について
□ 「あわれ」について
□ 「どうせ」について
□ 「ゆめ」について
III 「ただしさ」と「つよさ(よわさ)」
□ 「いさぎよさ」について
□ 「ただしさ」について
□ 「いかり」について
□ 「うらみ」について
□ 「がまん」について
□ 「おに」について
□ 「よわさ」と「つよさ」について
□ 「たおやかさ」について
IV 「いのり」と「なぐさめ」
□ 「いのり」について
□ 「おかげ」と「かげ」について
□ 「かぜ」について
□ 「なぐさめ」について
□ 「まつ(待つ)について」
□ 「わかれ」について
□ 「さようなら」について
おわりに ―― やまと言葉の系譜
商品詳細
- 出版社名
- ぺりかん社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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