東大寺諷誦文稿注解

上代文献を読む会/編

発売日:2024年3月

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ページ数
714p
ISBN
978-4-7576-1088-0

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商品説明

国語国文学・日本史学・仏教史学など、多方面にわたり活用が待ち望まれる。東大寺諷誦文稿は法会の場などで教えを説く僧の手控えとされ、書き込みや訂正、削除等、推敲のあとを目にすることができる希少な文献である。どのように語れば人々を仏の教えに導くことができるのか。実際に語ることを念頭に置いた講師の思案が、文献に残りにくい語も呼び込んでいる。本注解は試行錯誤の跡もあらわな難解な文章を訓読し、現代語訳を付し、語釈を加え、当時の仏教受容の現実に近づく貴重な資料を読み解いたものである。

日本霊異記と同時代の東大寺諷誦文稿は法会の場などで教えを説く僧の手控えとされ、書き込みや訂正、削除等、推敲のあとを目にすることができる希少な文献である。どのように語れば人々を仏の教えに導くことができるのか。実際に語ることを念頭に置いた講師の思案が、文献に残りにくい語も呼び込んでいる。本注解は試行錯誤の跡もあらわな難解な文章を訓読し、本文影印・本文加点・現代語訳・語釈・補注・索引を施し、口絵に朱書を含む部分をカラー写真で収め、当時の仏教受容の現実に近づく貴重な資料を読み解いたものである。

目次

口絵〔本文影印〕カラー版 80行〜122行

はじめに―『東大寺諷誦文稿注解』の目的と方針―
『東大寺諷誦文稿』解説 藤本 誠
凡例

『東大寺諷誦文稿』注解

1〜7行 □言辞
 〔補注1〕冒頭の譬喩と大般涅槃経の叙述
 〔補注2〕「大悲月現衆生心想水中…如天鼓摩尼珠」の構成
8〜12行 富中貧自所招
12〜17行 諸仏□□□世間有
18〜23行 一年三百六十日
 〔補注1〕「未〜」、「将〜」の再読について
 〔補注2〕仮名「耳・幺・宀・?・寸・事」について
24〜30行 聊□一種
 〔補注1〕〔諷誦文稿〕中の空格について
 〔補注2〕25行「逕」の「經」に通じる使い方 
 〔補注3〕〔諷誦文稿〕中の鉤点の役割
31〜37行 吾奉此花
 〔補注〕「約」の用法とその訓について
38〜44行 麻納仙人修道時
45〜52行 摩訶摩耶經云
53〜59行 勧請言
60〜66行 生生世中人
67〜74行 四蛇迫来時
 〔補注〕連用修飾語の位置
75〜79行 撫育我等親魂
 〔補注1〕丸囲いをどう考えるか
 〔補注2〕法会における、父母の罪の懺悔
80〜86行 今日旦主某甲
 〔補注〕82行「牢」について
86〜91行 然則、荘恩嚴徳
 〔補注〕菩薩行と「孝」
92〜95行 然則、至貴至寵父母
 〔補注〕〔諷誦文稿〕に特徴的な付訓の意味すること―漢字と付訓の相乗効果を期す―
96〜100行 内独思惟、正報四恩
 〔補注1〕在家信者の仏道修行―当段の「山林修行」の中止について―
 〔補注2〕「命をかく」周辺―「命をつぐ」・「命をやしなふ」―
 〔補注3〕「母氏」と「ははぎみ」
 〔補注4〕ヲコト点テと返読符
101〜106行 内稍惟忖
106〜116行 為如是身命
 〔補注〕仮名「事」の字形について
116〜122行 仰視者、忽免億生之重罪
123〜128行    慕□母
129〜132行 従□□父君之宝□
133〜139行 夏以?之空腸思於慈父
140〜145行 各於世界講説正法者< ほか

商品詳細

出版社名
和泉書院
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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