季刊文科 95

伊藤氏貴/〔ほか〕編集委員

発売日:2024年3月

  • 季刊文科 95
  • 季刊文科 95
ページ数
299p
ISBN
978-4-86782-081-0

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商品説明

今号の特集は二本立て。特集I「作家と結婚」では、増田みず子、佐伯一麦、楊逸による寄稿と、歴代の名作より三作品を収録し、富岡幸一郎の解説を附す。特集II「吉行淳之介 生誕百年・没後三十年」では、鵜飼哲夫、加藤宗哉、野崎有以、勝又浩の4氏による吉行論と、名作「鞄の中身」を再録する。
その他、昨年没後10年を迎えた大河内昭爾について黒井千次が特別寄稿。
文科(エッセイ)は三浦清宏、青野聰、藤沢周、倉田剛、高橋真名子。
創作は大道珠貴「くすぐり」第2回、松本徹「金閣の建つ庭 第2回 華麗な日々と翳と」ほか。
連載は柴田翔、麻田実、鈴木ふさ子、清水節治ほか。

目次

特集I 作家と結婚
増田みず子 自由
佐伯一麦 二つの抹茶茶碗
楊逸 ヘミングウェイ 結婚に求めたもの
名作再見
島尾敏雄 石造りの街で
幸田 文 雛
葉山嘉樹 出しようのない手紙
解説 「と」に潜むもの 富岡幸一郎

特集II 吉行淳之介 生誕百年・没後三十年
鵜飼哲夫 平成四年の吉行淳之介─戦中少数派の晩年
加藤宗哉 やせ我慢と文章美学
野崎有以 血の赤、乳の白─吉行淳之介『砂の上の植物群』における「血」の親密さ
勝又 浩 五〇年めの吉行淳之介
名作再見 鞄の中身

黒井千次  大河内昭爾 没後十年 話す人・語る人・書く人 大河内昭爾さんの思い出

文科(エッセイ)
三浦清宏 「人に生かされている」
青野 聰 赤い目をした猫
藤沢 周 予 知
倉田 剛  芦川いづみと文学者
高橋真名子 直筆の文学資料を後世に 日本近代文学館への高橋英夫旧蔵品寄贈について
鄭 秋迪・溝井真人 赤松俊子・丸木位里と中国 ―歴史の忘却に抗した画家夫妻?

創作
大道珠貴 くすぐり〈2〉 
松本 徹 金閣の建つ庭 二 華麗な日々と翳と
寺本親平 W坂
岩下壽之 闇の中から
本間真琴 草むしり
草原克芳 マグリット給水塔のある団地
中野沙羅 逍遙する犬の夢

同人雑誌季評
河中郁男 グジャラート指数で見えてくる現代日本の姿
谷村順一 記憶を捏造する

名作の舞台─記録と記憶1516 坂口安吾『黒谷村』・ 犬童球渓「故郷の廃家」  清水節治
学界への窓 22 さまよう猫たち 高岡啓次郎
文藝季評 45 家と暮らしをめぐる物語 伊藤氏貴
遠き日々 映る影たち〈4〉 柴田 翔 
大江健三郎氏・旧懐─記憶・追憶・幻想〈3〉、そして〈結び〉  柴田 翔
 ほか

商品詳細

出版社名
鳥影社
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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