奈良その光と陰 20世紀後半以降の地域的諸相

  • 奈良その光と陰 20世紀後半以降の地域的諸相
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ページ数
224p
ISBN
978-4-7722-6131-9
著者情報
淡野 明彦(タンノ アキヒコ)
1947年生まれ、理学博士(筑波大学)、奈良教育大学名誉教授

穴田 敏之(アナダ トシユキ)
1961年生まれ、修士(奈良教育大学)、前奈良県立法隆寺国際高等学校校長

神野 浩(ジンノ ヒロシ)
1969年生まれ、修士(奈良教育大学)、大阪明星学園、明星高等学校・明星中学校教諭

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商品説明

「飛鳥京」、「藤原京」を経て「平城京」が開かれた奈良は、古代からの伝統を受け継ぎ、遺跡や古墳をはじめ、その面影を残す地域がある一方、大都市大阪の近傍にあることにより、県北部では都市化の進行が著しい。また、県南部には「近畿の屋根」とも称される険しい山地が広がっており過疎化による地域社会の崩壊が危惧される地域があるという大きく三つの面が同時に進行している。


奈良の地理的諸相については、これまでに貴重な地誌書がいくつか刊行されてきたが、上記三つの面が活かされて変貌している、いわば「光」の面と、そうではない「陰」の面をテーマ的に取り上げ調査・記録し奈良の全体像を立体的に把握できるように配慮した。さらにテーマに関連する10編のコラムで補完する。


大都市近傍で都市化が進行する地域や過疎化の著しい地域が同時に進行するケースの研究及び地域開発の参考になる。

目次

奈良県地勢図
奈良県行政区分図
行政区分の変遷
[地図]奈良の昔/奈良の今(奈良市街地の新旧の地図の比較)
[地図]奈良の昔/奈良の今 解説

I 吉野山地の水資源の利用と山村の衰亡
 1.奈良県の自然的特性
  (1)地形の特性
  (2)気候と気象の特性
 2.豊かな水の功と苦悩
  (1)吉野山地の水の利用
  (2)衰亡する山村の再生への取組み
 コラム 森と水の源流館 10

II 世界遺産への登録の誇りと保護・保全の責務
 1.登録された世界遺産
 2.保護・保全の責務
 3.「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の登録

III 人口の地域的偏在の進行
 1. 人口の推移
 2. 奈良県北西部における人口増加
  (1)学園前地区における大規模開発
  (2)生駒市周辺における住宅地開発
  (3)馬見丘陵における住宅地開発
 3.大規模住宅団地の再生

IV 水不足への対応から近郊農業先進地域へ
 1.水不足への対応とその変化
 2.近郊農業の発展
 3.大和イチゴ栽培の変遷と現況
  (1)伸長発展期〔1960〜1980年頃〕
  (2)下降衰退期〔1980〜2010年頃〕
  (3)新展開期〔2010年以降〕
 コラム 金魚の養殖-「金魚が泳ぐ城下町」の苦悩-
 コラム 「大和茶」-茶栽培地域の明暗とブランド確立への動き-

V 「吉野林業」-盛衰の歴史と再生へ向けて-
 1.「吉野林業」地域
 2.「吉野林業」の歩みと特徴
 3.「吉野林業」による地域システムの形成
 4.「吉野林業」の発展と低迷
 5.「吉野林業」再興へ向けての動き
 6.川上村における取組み

VI 適地適業の工業開発
 1.内陸型工業の開発
 2.「昭和工業団地」の造成
 3.その他の工業団地

VII 大型小売店舗の進出と既存商店街の衰退
 1.百貨店の進出
 2.スーパーマーケットの進出
  (1)「ダイエー」の店舗展開
  (2)「ジャス ほか

商品詳細

出版社名
古今書院
サイズ
27cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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