• 僕らはまだテレビをあきらめない
  • 僕らはまだテレビをあきらめない
ページ数
339p
ISBN
978-4-8461-2312-3
著者情報
是枝 裕和(コレエダ ヒロカズ)
映画監督。テレビマンユニオンに入社。ドキュメンタリー番組を手掛ける。初監督映画は『幻の光』(1995年)。14年に西川美和監督らと「分福」を設立。18年、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、22年、『ベイビー・ブローカー』で同映画祭・独立賞のエキュメニカル審査員賞を受賞。1962年、東京生まれ。早稲田大学卒

川端 和治(カワバタ ヨシハル)
弁護士(元第二東京弁護士会会長、元日本弁護士連合会副会長)。放送倫理・番組向上機構「放送倫理検証委員会」調査顧問(2018年から)。放送倫理検証委員会委員長(07年〜18年)、朝日新聞社「編集権に関する審議会」委員(15年〜22年)などを歴任。1945年、北海道生まれ。東京大学卒

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商品説明

「公平中立・公正」は、報道機関にとって当たり前のルールのように見えるが、民主主義社会では報道機関のチェックを受けるべき政府が、これを逆手に取って自分たちに都合よく報道を牽制する道具として使うようになってきている。たとえば、自民党は選挙が近づくと、放送法4条の「政治的に公平であること」を根拠にテレビ放送などの内容への介入を繰り返してきた歴史があり、安倍政権の時代に露骨な介入問題が相次いだ。その時代は、本書著者の川端和治や是枝裕和が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員を務めていた時期と重なる。本書は、権力によるメディアへの介入の実態とそれを防ぐ手立て、「政権への忖度」のない取材や報道、国民の知る権利をどう守るかについて考える。

「公平中立・公正」は、報道機関にとって当たり前のルールのように見えるが、民主主義社会では報道機関のチェックを受けるべき政府が、これを逆手に取って自分たちに都合よく報道を牽制する道具として使うようになってきている。たとえば、自民党は選挙が近づくと、放送法4条の「政治的に公平であること」を根拠にテレビ放送などの内容への介入を繰り返してきた歴史があり、安倍政権の時代に露骨な介入問題が相次いだ。
その時代は、本書著者の川端和治や是枝裕和が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員を務めていた時期と重なる。本書は、権力によるメディアへの介入の実態とそれを防ぐ手立て、「政権への忖度」のない取材や報道、国民の知る権利をどう守るかについて考える。

目次

"序 章
BPOはなぜ発足したか/放送倫理検証委員会/安倍政権の政治介入/放送法第四条とは何か?/

第1章 是枝裕和監督の放送愛
1 是枝裕和監督が語る 放送法と歴史修正主義
なぜ放送法が盾にならない/あまりにもレベルが低い/権力側は劣化しただけ/NHKの「公平」に呆れる/きちんと権力と対峙して/
2 今でも放送で何かしたい
現場で放送法の理解が低い/自民党の歴史修正主義/撮り続けるために闘った/テレビの活路、ネットにない/今でも放送で何かしたい/今に向き合っている感/

第2章 川端和治/元放送倫理検証委委員長と放送法四条
1 放送はどこまで自由か
選挙報道の""不自由""/判決で「傾聴に値する」意見/放送法めぐる総務省の姿勢/メディアの過剰な自己規制/肝心な情報が得られない/
2 川端/元放送倫理検証委委員長に聞く
形式的公平性にこだわるな/アベスガ政権の露骨なメディア統制/四条を盾に政治介入は防げる/

第3章 広瀬道貞/元民放連会長が明かす放送倫理検証委をつくったわけ
きっかけは「あるある」問題/四カ月で五件の行政指導/表現の自由は公益のため/清水英夫氏に相談/勝負は引き分け/事実ではなかった「椿発言」/政党の聴取要請には警戒を/意見書を読んでほしい/「こちらデスク」で学んだ/BPOを健全に活用して/父は「番組はタブー」と答弁/生き生きとした番組づくりを/

第4章 公平公正とは何か
1 座談会 公平公正論を考える
繰り返す「公平/公正」要請/「圧力まがいには抗議すべきだ」/優先される価値は「公正」/「偏向報道には意見」/なぜ介入を許すのか/メディアが支持のお手伝い/正論よりアグレッシブさを/事実を表に出していれば……/独立行政委員会の議論/後世の審判に耐え得るよう/「持たざる者」の立場から/
2 石破茂氏インタビュー
「お願いするのはこっち」/総理と飯を食うことは異様/メディアの側からも提起を/
3 片山虎之助氏インタビュー
 ほか"

商品詳細

出版社名
緑風出版
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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