貝輪の考古学 日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究
発売日:2024年3月
- ページ数
- 381p
- ISBN
- 978-4-7877-2305-5
- 著者情報
- 忍澤 成視(オシザワ ナルミ)
1962年千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学・考古学専攻修士課程修了、博士(文学)。市原市教育委員会文化財課チバニアン整備推進係副主査(再任用)(2024年4月より)。千葉市教育委員会埋蔵文化財調査センター主任研究員、東京大学大気海洋研究所特任研究員、早稲田大学文学学術院非常勤講師。日本考古学、おもに生物学的視点から貝を素材とした装飾品類を研究。縄文から古墳時代まで続く「日本列島最長の威信財」とされるオオツタノハ製貝輪(腕輪)の謎を解明するため、列島各所の島嶼部を20年以上にわたって単独調査。2021年、第46回「藤森栄一賞」受賞
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
装飾品である貝輪は、そのかたち・色・艶・質感から古来より多くの人々を魅了してきた。本書は、とくにオオツタノハ製貝輪に着目し、縄文時代から弥生・古墳時代にかけての人々と貝との関わりについて、貝塚や墓などから出土した遺物と現在の生息状況の調査結果から論じる。装飾品に使われた貝を調べることで、当時の習俗・交易ルート・社会形態などさまざまな事柄がみえてくる。
装飾品である貝輪は、そのかたち・色・艶・質感から古来より多くの人々を魅了してきた。本書は、とくにオオツタノハ製貝輪に着目し、縄文時代から弥生・古墳時代にかけての人々と貝との関わりについて、貝塚や墓などから出土した遺物と現在の生息状況の調査結果から論じる。装飾品に使われた貝を調べることで、当時の習俗・交易ルート・社会形態などさまざまな事柄がみえてくる。
目次
第I章 食用の貝と利器用の貝
1 食糧としての貝:貝塚にみる食用貝
2 道具の材料になった貝:「搬入貝」の識別
3 貝製装身具:出現の古さと広範な分布の意味
第II章 東日本における縄文時代の貝輪
1 縄文時代の「貝輪」の特徴
2 ベンケイガイ製の貝輪
3 貝輪素材変遷の理由
4 貝輪装着にかかわる習俗
5 各集落内で行われた「貝輪製作」
附節 特異なベンケイガイ打ち上げ地:千葉県鴨川市における追跡調査の記録
第III章 東日本における弥生時代の貝輪
1 出土遺跡と貝輪の様相
2 弥生時代に使用された貝輪素材の特徴
3 現生貝調査成果からみた東日本弥生時代の貝輪の様相と展開
第IV章 東日本におけるオオツタノハ製貝輪
1 「西の貝の道」と「東の貝の道」
2 伊豆諸島を起点としたオオツタノハ製貝輪生産
3 南海産の「貝材」の流通と房総半島集落の役割
4 オオツタノハとともに伊豆諸島から運ばれた貝
5 南海産の貝製品を模造した土製品
6 タカラガイ・イモガイ製品にみる社会的役割
第V章 九州地方における縄文時代の貝輪
1 九州地方出土貝輪の様相
2 東名遺跡出土の縄文時代早期における貝製装身具
3 飛??貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
4 山鹿貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
5 佐賀貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
6 黒橋貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
7 麦之浦貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
8 柊原貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
9 川上(市来)貝塚出土の縄文時代後期における貝製装身具
第VI章 南西諸島におけるオオツタノハ製貝輪
1 広田遺跡と「西の貝文化」
2 種子島における縄文,弥生・古墳時代のオオツタノハ製貝輪
3 大隅諸島における現生オオツタノハの調査
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 新泉社
- サイズ
- 27cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。