人はなぜ言語を学ぶのか 2人の日本人多言語学習者の記録
発売日:2024年3月
- ページ数
- 219p
- ISBN
- 978-4-87424-965-9
- 著者情報
- 高橋 千佳(タカハシ チカ)
愛媛大学法文学部准教授。ハワイ大学マノア校第二言語研究科修了(Ph.D. in Second Language Studies)
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商品説明
言語学習の動機づけは才能のあるなしにかかわらず変えることができる。考え方1つで、言語学習は、誰にとっても、楽しい、意味のあることになり得ることを、ユズルとシオンの成長とともに実感してほしい。
英語が事実上の共通語として機能する時代において、多言語学習に挑戦した2人の素晴らしい日本人学習者の9年の記録を二人へのインタビューを中心に紡ぐ。同時に、そのうち1人の早逝に向き合うことになった著者自身の葛藤も記す。
■「はじめに」より
本書は、2人の素晴らしい日本人多言語学習者の9年の記録である。同時に本書は、そのうち1人の、研究終了後の突然の死に向き合おうとした自分の記録でもある。英語が事実上の共通語として機能する時代、国内外の多くの外国語学習者が英語をコミュニケーションの手段としてのみ捉え、英語以外の外国語学習の意味を見出せない中、2人の学習者は、9年間にわたる成長や葛藤を通して、多言語学習の素晴らしさを教えてくれた。そのような2人の学習者について、2022年暮れに、イギリスの出版社、Multilingual MattersからMotivation to Learn Multiple Languages in Japan: A Longitudinal Perspective (以下、「原著」とする) を出版した。本書は、その原著に基づいたものである。2人の素晴らしい学習者の記録を執筆し終わった直後、まだ原著が出版の日の目を見る前に、私は、そのうち1人のあまりにも早すぎる死に向き合うことになった。研究者としての私は、心理的にもがきながら、自分が果たせる役割とは何かを考え続けてきた。そして思い立ったのが、彼らの思考、葛藤、成長を日本語で伝えようとする本書である。
目次
第1章 外国語学習動機づけ理論と日本人学習者
第2章 研究デザイン
第3章 初期の頃―ラジオ講座での英語学習
第4章 第二外国語学習の(再)スタート
第5章 日本で大学生が外国語を学ぶということ
第6章 人はなぜ言語を学ぶのか―教育機関における外国語学習を超えて
第7章 人間としての研究者―原著執筆を決心してから考えたこと
第8章 結び―2人の多言語学習者が教えてくれたこと
商品詳細
- 出版社名
- くろしお出版
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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