日本語助詞「を」の研究

佐伯暁子/著

発売日:2024年2月

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  • 日本語助詞「を」の研究
ページ数
223p
ISBN
978-4-8234-1201-1
著者情報
佐伯 暁子(サイキ キョウコ)
1976年、愛媛県生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪成蹊短期大学講師・准教授、甲南大学准教授を経て、同教授

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商品説明

本書は、古代語と現代語の両面から、助詞「を」の体系化を目指したものである。まず、現代語の格助詞「を」の個別用法とそれら各用法のつながり、古代語と現代語の二重ヲ格について実証的に考察する。そして、現代語に残存する接続助詞「を」を取り上げ、その歴史の解明を通して、接続助詞的な「を」との関わりへと展開する。文法変化も視野に入れることで、格助詞「を」・接続助詞的な「を」・接続助詞「を」の連続性を論証する。

目次

まえがき

I 格助詞「を」
第1章 平安時代から江戸時代における二重ヲ格
1. はじめに
2. 先行研究
3. 調査資料と考察対象
3.1 調査資料
3.2 考察対象
4. 調査結果
5. 二重ヲ格の用法
5.1 1 -1「対格―対格」の二重ヲ格(同じ意味役割)
5.2 1 -2「対格―対格」の二重ヲ格(異なる意味役割)
5.3 2「移動格―移動格」の二重ヲ格
5.4 3「対格―移動格」の二重ヲ格
5.5 本節のまとめ
6. 二重ヲ格と「〜ノ〜ヲ」文
7. まとめ

第2章 現代語における二重ヲ格
1. はじめに
2. 先行研究
3. 非文法的な二重ヲ格
3.1 「対格―対格」の二重ヲ格
3.2 「対格―移動格」の二重ヲ格
3.3 「対格(被使役主)―対格」の二重ヲ格
3.4 「対格(被使役主)―移動格」の二重ヲ格
4. 許容される二重ヲ格
5. 助詞の置き替えによる二重ヲ格の回避
6. まとめ

第3章 現代語における状況を表す「〜(の)中を」「〜(の)中φ」
1. はじめに
2. 先行研究
3. 「〜(の)中を」と「〜(の)中φ」の用法
3.1 共起する動詞
3.2 前件と後件の関係
3.3 視点の違いから見た前件と後件の関係
4. 「〜(の)中を」と「〜(の)中φ」の使用実態
4.1 媒体(書きことば/話しことば)
4.2 場面(公的/私的)
5. まとめ

第4章 現代語における状況を表す「〜(の)下を」
1. はじめに
2. 先行研究
3. 「〜(の)下を」の特徴
4. 「〜(の)下を」とヲ格の位置づけ
5. まとめ

第5章 現代語における状況補語 「〜(の)中を」「〜(の)下を」「〜(の)ところを」
1. はじめに
2. 先行研究
3. 状況補語の条件
3.1 状況補語の特徴の観察
3.2 状況補語とは
4. 「〜(の)中を」「〜(の)下を」「〜(の)ところを」の違い
5. まとめ

第6章 現代 ほか

商品詳細

シリーズ名
ひつじ研究叢書 言語編第199巻
出版社名
ひつじ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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