閉じた海 社会派推理レアコレクション
発売日:2024年4月
- ページ数
- 312p
- ISBN
- 978-4-12-005780-9
- 著者情報
- 松本 清張(マツモト セイチョウ)
1909年、福岡県小倉(現・北九州市)に生まれる。50年、“週刊朝日”主催の“百万人の小説”で「西郷札」が三等に入選。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。55年、短篇「張込み」で推理小説に進出し、56年に作家専業となる。58年に刊行した初の推理長篇『点と線』は大ベストセラーになり、一大推理小説ブームを引き起こす立役者のひとりとなった。70年『昭和史発掘』で第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92年死去
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商品説明
ジャンルの始祖・清張にとって、「社会派推理」とは何だったのか?純文学、ミステリ、ノンフィクション―デビュー以来、次々と新しい領域に挑んだ作家が直面した、小説の可能性と限界。初書籍化となる中篇(表題作)ほか、単著・全集未収録の小説・トーク・エッセイを中心に、その軌跡をふりかえる作品集。
ジャンルの始祖・清張にとって、「社会派推理」とは何だったのか?
『或る「小倉日記」伝』(1955)で芥川賞を受賞し、『点と線』(1958)でブレイク、『小説帝銀事件』(1959)で現実の事件に取り組み、『日本の黒い霧』(1960)でノンフィクションへ――と、松本清張はデビュー以来、瞬く間に新たな領域を開拓し、のちに「社会派推理の祖」と称された。
1950〜60年代の日本を背景に、本格派/社会派、純文学/エンターテインメント、フィクション/ノンフィクション……といった複数のジャンルの枠を超えて成立した「社会派推理」の実像は、清張没後30年を経てなお、いまだ広く知られていない。
本書では、その「社会派推理」をテーマに、初書籍化となる中篇(表題作)はじめ、これまで単著・全集未収録だった貴重な小説・トーク・エッセイを中心にセレクトした。
本人およびその同時代作家たちによる証言を通して、「社会派推理」が求められた原点、そしてその展開の軌跡と可能性の中心をさぐる。
目次
[小説]
閉じた海(1973)
よごれた虹(1962)
雨(1966)
[対談・座談]
私小説と本格小説――対談・平野謙(1962)
推理小説の作者と読者――座談・高木彬光/水沢周(1962)
作家と批評家――対談・権田萬治(1973)
[エッセイ・インタビュー]
広津和郎(1968)
石川達三(1985)
白の謀略(1977)
世界が激動しても、人間は変わらないんだよ――生前最後のインタビュー(1992)
解説・藤井淑禎
商品詳細
- 出版社名
- 中央公論新社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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